11月末に刊行された「カフェ・イン・水戸R」展の記録集、オットが早速入手してきました。
そういえば8月の暑い暑い夏の展示でしたね。
たった4ヶ月前のことなのに遠い昔のように感じます。
A4サイズで左右両開き仕様です。表紙は赤&黒のロゴ(?)とともに透明なインクでも印刷されています。
『むにっ』とした特殊インクで印刷されている部分は柔らかく盛り上がっていて、触るとぽこぽことした不思議な手触り。
まず左開きにページをめくると、館内と街中の展示の様子が記録されています。こちらはよくある展覧会のカタログ。
真ん中あたりで奥付が登場するので、あれ?と思っていると、そこから先は右開きで読むようになっているのでした。
改めて右から開いてみると、こちらは展覧会中に無料で配布されていた『ガイドブック』を再編集したものでした。
ガイドブックではモノクロだった写真が全てカラーで掲載されています。しかもガイドブックで使われたものとは別バージョンの写真が多く使われているし、サイズ的にも大きく扱われているページも多いので、なんだか得した感じです。
100カ所の水戸の風景に日比野さんが寄せた言葉も、写真と共にちゃんと載っています。
ガイドブックに掲載された各場所についての解説と情報は載っていませんが、マップは掲載されていましたよ。
8月の展示を見た人も見なかった人も、水戸の街中を楽しめる内容になっていてパラパラとめくっているだけでも結構楽しいです。
お値段も1,500円と美術展のカタログとしては良心的なのもGOOD!。