『おバカな日本語』とはうまいこと言ったもの【読書メモ】

図書館の「分類8」の書架で思わず手にとったこの本。またまた軽めの新書です。


 
先日のこの本もそうだし、自分は「言葉」が好きなんだなあと再発見した気分です。
 
 
歌手の『歌わさせていただく』とかお料理番組の『炒めていってあげます』、『床を磨いてあげます』とかとかとかとか。なんだか気持ち悪いんだけど、便利でつい使っちゃうよね〜と感じていました。
 
そんなもにょもにょした気持ち悪さに気持ちよく命名してくれたのがこの本。
 
この人の感覚いいわ〜と思ってググってみたら、著者の深澤真紀さんは『草食系男子』という言葉の生みの親だったのですね。
 
「私って◯◯な人じゃないですかあ」  → 自分大好き語
「ジャガイモを切ってあげます」  → 幼稚丁寧語
「感動をあたえる」  → ありがとう&リストペクト語
 
など、最近よく耳にするちょっと不思議な言い回しに含まれるイマドキの気分をうまいこと分析しているのが面白い。そしてその言葉たち(無生物を擬人化してみた。幼稚丁寧語にあたるのか?)のネーミングもまたぷぷっと笑えます。
 
そんな言葉遣いを『乱れている!』と糾弾するわけではなく『ちょっとおバカな言葉』だよねと楽しんでいるところも私好み。言葉って時代の流れにつれてどんどん変化していくものだから、今当たり前に使われている言葉も100年前にの人にはびっくりするようなものだろうし、1000年も昔の言葉なんて理解することすら難しい。
 
 
なんてことを考えながら読んでいたら、辞書がやっぱり面白い…とまた別の本にも手が伸びて文庫本を1冊購入してしまいました。
 
その話はまた後日。
 
 

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