1年前に一旦取りかかったものの、なんだかヤル気がとぎれて全く進まずに放置していた『児童サービス論』のレポートを再開。
私のやり方は、まず教科書を読み、要点をノートに整理します。
この作業に時間がかかるので効率が悪いように感じますが、これをやらないと頭の中にその分野のイメージが固まらないのです。
ノートに纏めることは全くの無駄と言い切っている方もいるように、限られた時間の中で資格を取ろうという社会人学生にとっては、レポートの設題に合致する部分だけを拾い読みしてガーッと書いちゃう方が早いのは事実。
でも私の場合、コレやっちゃうと今度は試験の時にまたイチから勉強し直しになっちゃうんだわ。
そして資格をとって終わりではなく、図書館員として働く時のために本質的なことをきちんと自分の中に叩き込んでおきたいという気持ちもあるのです。
指定の参考図書はもちろん関連のありそうな本も出来るだけたくさん読み、そのジャンルのエッセンスを抽出しながらやっています。
ドンクサイようですが、残りの3科目この方法でやり通すつもり。
教科書を読みながらのノート纏めがひと通り終わったところで、関連図書を読むのと平行しながらレポートを書き進めました。
書いては消し、消しては書いての繰り返しなので、たった1600字のレポートに何日もかかってしまっています。
そして関連図書が面白くてそちらをついつい読みふけってしまったり、その本にどっぷり浸った読書感想文的な文章になってしまい、テーマからズレていることに途中で気づき慌てて大幅修正したり…。
そんなこんなで、2つの設題のうちひとつがやっと完成。
あとひとつ!頑張れ自分!
教科書も含め関連図書を纏めて記録しておきます。
イギリスに於ける児童図書館員の先駆者コルウェルさん、同様に日本の児童図書館員の先駆者松岡享子さんの著作は本当に勉強になります。
子どもにとってなぜ本が大切なのかを語る部分には全く迷いがなく、それでいて押し付けがましいところも無いのです。
難しい言葉を使うことなく、本質的なことをサラッと言ってのけていることが驚異的かつ感動的ですらあります。
図書館で働くとか司書資格とかを抜きに、親御さんや学校の先生など子どもに関わる全ての大人に読んで欲しいくらい。
図書館行政に冷たい自治体の議員さんにも強制的に読ませたいわ!