日々のBGMは基本的にNHK-FMですが、音楽よりもトークの方が多い番組の時間はパス。
好んで聞くのは午後2時から始まるクラシックカフェ。朝7時半からの再放送もね。
今聴いているのは朝の再放送。シベリウスやニルセン、グリーグなど北欧の作曲家の音楽が流れています。
北欧の音楽は夏にぴったりだね。
特にシベリウスやグリーグのピアノ曲の冷んやり感はしばし暑さを忘れさせてくれます。
シベリウスの『5つの小品75』。ひとつひとつの曲に木の名前が付けられていて『樹の組曲』とも。
この中の『樅の木』というのが飛び抜けて有名なようで、単独で耳にすることも多いです。
このCDは私のiTunesにも入っているのですが、なにぶん図書館から借りた古いディスクを読み込んだもの。
途中に傷が入っていたらしく何曲かが音飛びしているのが残念。
うーん、1,000円か。ほしくなっちゃうわ。
FMがイマイチの時に最近もっぱら流しているのはこちら。
ヨーロッパの石造りの教会にでもいるような気持ちになれるので、窓からの日差しにジリジリ焼かれながら車で外回りの時には必ず手が伸びます。
聴く人に媚びるところの感じられない職人芸的な響きが本当に心地よいの。
特に、装飾音符の入り方がかっちりしていて典雅なのにスカッとしているとことが最高!。
コブシ的な装飾音符の付け方だと一気に高温多湿になっちゃうので夏はパスしたい。
そう言う意味ではこれもいいねえ。
端正な職人芸つながりではこの方の歌声もステキ。
先日子どものお付き合いで入ったブックオフで、ホセ様の古いCDを1枚ゲット。なんと250円なり。
名演寄せ集めの廉価版的なものらしくAmazonで同じものは見つけられませんでしたが、1979,1983,1992年録音ということなのでで30〜40歳頃の歌声。
ノビもツヤもある若々しい声で聞くオンブラ・マイ・フやグノーのアヴェ・マリア、カロ・ミオ・ベンは本当にステキ。