NHKの情報番組『あさイチ』で紹介していたおいしい肉じゃがの作り方。忘れないようにメモしておきます。
【ポイント1:肉のうまみを煮汁に溶け出させること】
最初に炒めてしまうと旨味が肉に閉じ込められてしまうので、炒めずに汁の中で温度を上げていくことで煮汁に肉の旨味を引き出し、その旨味を野菜に吸わせるのが大事。
【ポイント2:底面積の広い鍋を使う】
番組ではフライパンを使っていました。食材がなるべく重ならないようにすることで、全体に一気に火が通り煮崩れしにくいのだそうです。
【ポイント3:あらかじめ調味料を混ぜておいてから材料の入った鍋に注ぐ】
それぞれの調味料を順番に入れていくと、鍋をかき混ぜる時に材料がくずれる原因になってしまう。火にかけたら材料はいじらないのが煮くずれ防止ポイント。
【ポイント4:キッチンペーパーの落としぶたを使う】
キッチンペーパーの中央に直径2cmくらいの穴をあけて落としぶたにします。落としぶたをするのは、材料に均一に煮汁を行き渡らせるのに必ず使うこと。また木の落としぶたよりも軽いので材料がつぶれずおすすめだそうです。またアクがキッチンペーパーにつくので、アクを掬う手間も省けます。
【ポイント5:火が通ったら一旦温度を下げる】
温度が下がる過程で材料に味がしみ込むので、早めに作って一旦温度を下げ食べる直前に温め直すのが良いそうです。
というわけで、それらをふまえた作り方の手順を次に記しておきます。
<1> 乱切りのジャガイモ、繊維に沿ってクシ切りにした玉ねぎ、乱切りの人参、肉を全て一緒に鍋またはフライパンに入れる。
<2> ダシ汁(顆粒ダシでOK)、砂糖、醤油をあらかじめ混ぜておき、手順1の鍋に加える。この時点ではまだ火にかけていません。
<3> キッチンペーパーの落としぶたをし中火にかける(沸騰するまでは蓋をする)。
<4> 沸騰したら蓋をとり一気に火を通す。
<5> 材料がやわらかくなったら火からおろし、食べる直前に温め直す。
この手順を守って早速作ってみました。お昼過ぎに作り夕食時に再加熱するだけですので、お昼の片付けをしながらさっと仕込んでしまえば夕方には美味しい肉じゃがが食べられます。全く煮崩れもなく味も良くしみて家族にも大変好評でしたよ。