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かわいい女優さんに茨城弁は難しいねえ

お出掛け仕事が終わり、朝も落ち着いてすごせるようになったこの一ヶ月。

おかげさまでNHKの朝ドラ『ひよっこ』も毎日欠かさず見ていますよ。

今期はヒロインが茨城県出身という設定で、NHK水戸放送局では随分と力が入っています。市内では『ひよっこ』ラッピングバスも走っていたしね。

この番組の絡みということで『鶴瓶の家族に乾杯』の旅の舞台にも水戸が登場。
ヒロインの父親役である沢村一樹さんが本場の『茨城弁』を求めて見慣れた場所をウロウロされていました。


この茨城弁ですが、俳優さんたちがかなり苦労していらっしゃいますね。私は生まれも育ちも茨城の茨城弁ネイティブスピーカーですから、気になって仕方がないのよ。

有村架純さんや木村佳乃さんが、美しい声で滑舌よく『だっぺ♪』とか言っているのを聞くとなんだかむずむずっとしちゃう。尻上がりのイントネーションや『んだ』とか濁音が綺麗すぎるのよね。キャストの中で唯一茨城県出身の羽田美智子さんでさえも東京の人が無理してなまってみている感が否めないのがちょっと残念。

茨城弁はもっとモゴモゴしているの。尻上がりイントネーションもねえ..。音楽で例えると、二つの音を正確にジャンプするのではなくてもっとポルタメントな感じとでもいうのかな。

ずーずー弁の感じと、女優さん達の綺麗すぎる音の運びに違和感があるというか…。

舞台は奥茨城村という茨城県北部の架空の村ですが、大子とか常陸大宮あたりのイメージでしょうかね。ヒロインみねこのふるさとの人々はみな強烈な茨城弁を話している設定です。

その登場人物の中で私がおおっ!と思ったのは、三男君の母親を演じている柴田理恵さんとみね子の叔父(宗男さん)役である峯田和伸さんの茨城弁。ほとんど違和感なくて良い感じです。

柴田さんの演技は言葉も含めて茨城のオバチャン感がとても出ていて、『そういうオバチャン、私の周りにいっぱいいるいる〜』と思いながら見ています。鋭い観察眼と耳をお持ちなのかなあ、さすがキャリアを積んだ舞台俳優さんですね。

お二人の出身は?とググってみたら柴田さんは富山県、峯田さんは山形県とありました。東北弁と茨城弁は親和性が高いかも。でも富山はどうなんでしょうね。

東北もズーズー弁かもしれませんが、響きにちょっと優しさがあると思うんです。茨城弁は『怒ってるの?』と勘違いされるくらい乱暴というか勢いがあるからねえ。そのあたりの雰囲気が宗男オジサンはいい塩梅ですねえ。


前期の朝ドラでは神戸が舞台でしたが、やはり関西の方にしてみたらすみれちゃんの言葉は違和感があったのかなあ。地元の人と同じようになんて絶対に話せるわけないのだけど、地元視聴者にとっては毎日耳にしているとどうしても気になってしまうのよね。

毎朝ツッコミをいれつつも、これからどうなっていくのかな〜と期待して見ていますよ。


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