はじめての製本体験 【表紙と合体編】

軽いノリで取り掛かった製本キットの制作ですが、思った以上に写真の枚数があったために3回に分けてのブログアップとなりました。
 
ここまでの経過はこちら↓
はじめての製本体験:1回目【準備編】
はじめての製本体験:2回目【中身(本文)編】

 
 

第3回は表紙を作るところから。
 
要らない紙の上にクラフト紙と表布を重ねてセットしたら、厚紙にハケでのりボンドを塗り表布に載せていきます。最初につけた印からずれないように慎重に。ひっくり返して表側からもよーく押さえます。

 
 
次に天地のくるみ部分にハケでのりボンドを塗りクラフト紙ごとクイッと持ち上げてボール紙に押し付けます。

 
 
教科書にある通りボール紙の角のところを折込むようにしながらヘラできっちりと密着させたら、左右のくるみも同じように糊付け。溝のところを丁寧にヘラで抑えます。最初は押さえてもすぐに浮き上がってしまうのですが、しつこく押さえているうちに写真のようにしっかりと密着してきます。

 
 
ボール紙の角をきっちりと押さえたおかげか角もきれいに貼れました!教科書に書いてある通り、細かい部分をひとつひとつきちんとやることが肝心ですね。私はせっかちで雑な性格なので『丁寧に』というのが苦手なのですけどね..。

 
 
 
ここからは表紙と本文を合わせる作業。
 
まずはボール紙の平と背の間(溝)と背のボール紙にボンドを塗ります。ヤマトのりと合わせていない速乾性の木工用ボンドなので、塗るそばから乾いてしまい均一に塗るのに四苦八苦。慌てていたので写真をとり忘れました。

 
本文の背にもボンドを塗り表紙でくるみます。上下のチリが均等になるように確認したら、背をぎゅっと密着させ溝をヘラでぐぐっと押さえつけます。このあたりの作業はかなり『製本』気分を味わえるところで、わくわくします。

 
 
ボンドが乾くまで(教科書では5分くらいとあります)おき、いよいよ最後の見返しを貼る作業です。
 
二つ折りにした見返し紙の真ん中にワックスペーパーと捨紙を重ね、ボール紙と合わさる面にのりボンドを塗っていきます。放射状にムラなく塗るのですが、これがなかなか難しいのです。ダボッとついてしまうところがあるかと思えばちゃんと塗れていないとこがあったり。

 
 
まあまあ塗れたところで捨紙をはずし表紙側をパタンと倒して貼り合わせ。そーっと持ち上げて上下のチリが均等か確認。完全にピッタリではありませんが、下手にいじるのも怖いのでそっと戻して反対側も同じ作業を繰り返します。

 
 
やっと全工程が終了です。あとは重しをして翌日までプレス。

 
 
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実際に自分でやってみて分かることがとてもたくさんありました。

 
小さなことでは、道具や材料は全て台の上にきちんとならべ、さっと手が届くようにしておくこと。
 

一応始める前に全てを手の届くところには置いたのですが、なんとなく近くに置いておただけなので、使う段になってから『あれ?ないぞ?』と積み重ねた材料をひっくり返したり説明書のページを探したりするハメに。そうなると焦ってしまいロクなことにはなりません。
 

あとはノリを扱うので、ティッシュや濡れタオルの容易は必須。指先にノリがついたまま作業すると肝心の表紙や見返し紙を汚してしまいます。
 

広い面に手早くハケで糊を塗ったり小さな角をきっちり押さえたりというように、大胆さと繊細さが要求される作業だというのも新鮮な発見でした。
 
 
 
 
今回、本文は既に綴じてあったことや、材料もすべて寸法通りに切り出されていたので、ハイライト的な部分だけを楽しんで終わりましたが、次は折丁をかがるところからやってみたいわ。

 
 
 

壊れた本をバラして綴じ直して組み立て直す…ということが出来るようになるのが目標です。

 
 
 

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