スクーリングはつらいよ。 情報資源組織演習 (I)  ー司書課程受講物語 (63)ー

『情報資源組織演習I』のスクーリング終了!

亀のあゆみではありますが、なんとか1歩前進です。

一年中で一最も寒いこの季節、雪でも降ったら車で駅まで行くことさえままならないというのにスクーリングなんて大丈夫かと、ギリギリまで不安な気持ちでいっぱいでした。

それでも始まってしまえばなんとかなるものです。

子どもとオットの朝食準備は最低限。洗濯物はとりあえず洗濯機に放り込んでスイッチポンしたら続きは春休み中のこどもにお願い。

6時過ぎにはキンキンに冷えた車のハンドルを握り駅前のコインパーキングを目指します。

なんとか電車に飛び乗り指定教科書にざっと目を通しながら菓子パンで腹ごしらえ。

9時から5時半まで脳味噌フル回転でぐったりしながら校舎を出ると外はもう真っ暗ですよ。

充実!!と叫べればよいのだけど、むしろ『私、なんでこんなことしてるんだろう….』という気持ちの方が大きくなってしまうのは、寒くて暗い季節のせいかしらね。


今回の3日間は、資料(対象が本だけではないので「資料」とよびます)の主題分析と分類番号付与について。

分類番号というのは図書館の背に貼られているラベルにある「913.6」とか「218」なんていう番号のこと。

主題(資料の内容)に沿って0〜9類まで10区分されていて、その番号がまた更に10区分、そしてもう一桁10区分されているので、基本1000区分。


さらに細かく区分けできるような補助番号というものあって、原則から例外までとにかく細かくルールが決められているのです。


主題というのは『何についての資料なのか?』ということ。

ドーンとひとつのテーマが取り上げられているなら簡単ですが、そうとばかりは限りません。

どのジャンルに分類するかで置かれる場所が決まってしまいますから、きちんと統一ルールに則って分類番号が付与されていないと資料を探す時に困ってしまいますよね。

ルール通りに分類番号をつけるためのルール(分類法)を頭に叩き込むのがこの3日間の目的。

番号そのものを暗記するのではなくて、そのルールブックとも言うべき『日本十進分類表(NDC)』の読み方を覚え、どこにどのような指示があり、その指示が記載されている場合とそうでない場合の原則から例外までを覚えるのです。

まずは先生が教科書に沿って基本的な説明をしてくださいます。総合的な説明から各類特有のルールまで多岐にわたるので、説明のあとは延々と例題演習&解説の繰り返し。

3日間という限られた時間ですから、先生が強調するのは本当に大事な部分ばかり。

原則はもちろんのこと、『例外』と言っても頻繁に使われている『例外』。

図書館の本のラベルでお馴染みの番号なのにこれって『例外』なのね〜!ということばかり。

あの本もこの本も原則通りに番号つけていたら大間違いだわ!!と驚きの連続です。

NDCをよーく見れば書いてあっても、ついつい見落としてしまったり、またいちいち注記していない大事な例外もあったりと頭がもうゴチャゴチャです。

先生が何度も何度も繰り返して指摘している事項なのに、次の例題で間違うという繰り返し。

教科書にマーキングしたりノートに赤ペンで何度も書いているのに、次にはもう忘れている…、コレって歳のせい?と自分が本当に情けなかったわ。


そして最終日の一番最後には制限時間60分の終了試験。

授業中に行う演習問題プリントは半分正解できるかどうかというレベルだったので、最終日の午前中が終わった時点で不安のどん底。

だってテストで最低6割を正解できないと不合格。もう一度スクーリングを受け直さねばなりません。

それでも有り難いことに『皆さん合格できるようなレベルにしてありますので心配しないでください』と先生。

試験内容の範囲や問題のタイプ、それぞれの配点についてかなり細かく教えてくださいました。



問題の種類は大きく分けて3タイプ。

1つ目は主題分析に関して。

どもような内容かが簡単に書かれていて、その主題を分析してどのようなジャンルに分類するかを判断します。

与える番号の候補は予め記されているので、その選択肢の中から正しい物を選び、選択の理由を説明するというもの。


2つ目は資料の概要に沿って分類番号を与える問題。

主題は簡単に判断できるように配慮されており、番号付与の原則と例外をきちんと理解できているかが問われるタイプ。

さらに補助的に使う番号を正しく選び、かつルール通りに使えているかがポイントでした。


そして3つ目は数字で記載されている分類番号を読み取って、どのような資料なのかを文字で表現するというもの。

全部で16問でしたが特殊なケースはほとんどなく、基本的なことと繰り返し説明のあった要注意箇所に的を絞った問題がほとんどでした。

終わったら退席してよいとのことだったので、20分を経過した当たりで退席する人がちらほら現れました。


私も、だいたい30分過ぎたあたりで一通り解き終わりざっと見直しが終了。

激しく迷うような問題がなかったので、退席しちゃおうかな….という気分になってしまったのですが、グッと気を引き締めて視点を変えながら何度も分類表に目を通しました。

そのおかげで凡ミスをひとつ発見。よかった〜!


終了時間まであと5分になったので『さあてそろそろ….』と片付けモードに入りながら分類表をパラパラとめくっていたとき、ハッと気が付いたんです。

何度も先生がおっしゃっていた例外規定。原則に従うと超シンプルに出来ちゃうけれど、表中に注記がない要注意の例外パターンがあったことに。


一番最後の問題を取りこぼさずに済みました。慢心せず最後まで粘ったご褒美だわ〜。




来週は今回の続きの『情報資源組織演習2』でまた3日間。


今回以上に難しくなるのかと思うと憂鬱ですが頑張ってきます。