2月に入ってから、ある団体のwebサイトを新デザインに移行する作業をお手伝いしています。知り合いの事務所でどうにも人手が足りないということで、素人に毛が生えた程度の私にもお声がかかりました。
web作成はここ数年まったくのご無沙汰状態。しかも必要に迫られて独学でやってきたために、系統だった知識には欠けている私。小さなサイトをDreamweaverで作ったことがあるとはいえCSSが登場したころで知識はストップしています。
今から10年以上も前は、グラフィックデザインを切り刻んでtabelでレイアウトしてhtmlに書き出すような強引な作り方が主流。チラシやパンフレット用のデザインをそのまま流用してFireWorksやPhotoshopでスライスして作っていましたから、タグとか知らなくてもなんとかそれらしいデザインのサイトを作れちゃったのです。
その後文書構造はHTML、デザインレイアウトはCSSでという『HTML+CSS』でのサイトづくりが主流となりました。私も教科書を買い込み見よう見まねで作っていたのですが、基礎がないので霧の中を手探りで歩いているような状態でした。
そんなこんなで知識が身につかないままweb作成の仕事とは縁遠くなりすっかり置いてけぼり….。
いやはや世の中の流れは早い!
本屋さんで最近の教科書を眺めていたら『HTML5+CSS3』のタイトルがずらリですよ。
どうもHTML5では最初の宣言の記述が今までとは全然違うらしいですね。私はDreamweaverにおまかせで作っていたので、このあたりの<body>タグの手前の部分は『なんだかよくわからないことがゴチャゴチャ書いてあるぞ』ぐらいの認識でスルーしていたんですよね。
ところがHTML5について丁寧に解説してくれているサイト様をのぞいて見ると、このゴチャゴチャ部分が随分簡単な記述になっている!CSSもいろいろと新しいことができるようになっているし、いや〜ビックリ!
初心者にとっても分かり易いこちらのサイト様があまりにも素晴らしくて、初歩から勉強してみようかという気持ちになっています。
このサイトを運営されているデザイナーさんは『印刷媒体でのデザインからwebデザインも行う必要性に迫られて….』とのこと。同じような流れでwebデザインに手を出さざるを得なかった私にはとても分かり易い解説で助かります。
今回の移行作業の仕事については、結局のところIllustratorやPhotoshopでイメージ材料を用意するような作業を中心に割り振って頂いているもらえたので助かっていますが、やはり『HTML+CSS』を使ったコンテンツをきちんと作れるように精進し続けないといけないなあと胆に命じたところです。