最近つくりおきレシピの本をよく見かけませんか?
先日、ショッピングセンターの駐車場代を浮かせようと本屋さんをウロウロしていたら、つくりおきレシピ本が何種類か平積みになっていました。
このところ自分でお弁当を作っている上の子が、冷凍庫にちまちまと作り置きをしているので一冊買ってみることにしました。
『やせぐせがつく…』というのもかなり魅力的ですが、内容も特に凝ったものでなく『なるほど〜、その手があったね』と思うようなレシピが多くてとても気に入りました。
ぱらぱらと眺めながら目についた『味付け卵』。作ってみたいと思いながら、あらためて作ったことはありませんでしたので早速チャレンジ。
この本の作り方ではありませんが、半熟で火を止めるところだけはきっちり守りましたよ。
ゆでたまごって水から茹でる方が主流派だと思うのですが、私は必ず沸騰したお湯にそ〜っとお玉で卵を沈めます。こうすると殻がつるっと剥けるので。(今見たら、このレシピ本でも『沸騰したお湯に卵を入れる』と書いてありました。)
鍋にお湯を沸騰させたら冷蔵庫から出したばかりの卵を入れ、一旦温度が下がったお湯が再沸騰後1〜2分したら火を消します。卵に触れるくらいに温度がさがったところで引き上げ、殻をむくとちょうど良い半熟卵になっているという、かなりアバウトな作り方ですが経験上だいたいこれでうまくいっています。
剥いた卵と調味液をビニール袋に入れ、袋の空気を出来るだけ抜いて卵が常に液に浸るようにしました。調味液は卵にギリギリまとわりつく程度の量にして節約。
袋はジップロックでもカサカサのポリエチレンの袋でもどちらでも良いと思いますが、今回はポリエチレンの袋を使いました。
冷蔵庫に入れ、時々上下をひっくりかえし卵全体に万遍なく味がつくようにしながら放置することふた晩。
白身のどのくらいまで味がつくのかと半信半疑で割ってみたところ、白身全体がちゃんと茶色になっています。味もしっかり入っていて美味しい〜〜〜!!
今回、味付けには冷蔵庫に保存してあるそばつゆ用の『かえし』を利用しました。
この『かえし』、知り合いのお蕎麦屋さんに教えてもらったものを私の好みに合わせて少し甘めにアレンジしてあります。
『かえし』はだし汁と合わせて煮物や天丼のタレなんかにも使えるので、たくさん作って保存しておくととても便利(天丼に使う時はさらに砂糖を加えて煮詰めるとかなり本格的な味になります)。
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【かえし】
・醤油 1リットル
・砂糖 200g
・みりん 100cc
を煮立て、冷めたら保存瓶に入れる。
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手間ひまをかけなくても時間をおくだけでおいしくなるというのは、つくりおきの醍醐味。
こんなに簡単で美味しく出来るんだったら、これからじゃんじゃん作っちゃおう〜っと。