図書館概論 (8)  ー司書課程受講物語 (28)ー

図書館概論のレポートが返却されてきました。
 
図書館の機能や歴史についてまとめた内容だったので、先日の科目終了試験の準備に大いに役立ちました。
 
時間をおいて読んでみると自分で書いたものながらよくまとまっている気がします。
 
 
 

以下、レポートの内容と評価です。

【第1課題】図書館の一般的な構成要素及び図書館の機能について説明しなさい。
 
はじめに
人々が生涯にわたり学び続ける現代社会において図書館は不可欠な存在である。図書館の基本的な構成要素およびそれらに関して必要とされる機能について述べる。
本文
Ⅰ 図書館の一般的な構成要素について。
(1)資料・情報
 資料には図書と新聞・雑誌・小冊子などの文字資料及びCDやDVDなど紙以外の記録媒体に記録された情報や視聴覚資料があり、近年ではネットワーク情報の重要性も高まっている。
(2)利用者
 公立図書館においてはその自治体の全ての住民が対象者であり乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層が利用者となる。学校・大学図書館では児童・生徒・学生と教職員であり、特に中学〜高校ではヤングアダルト層が中心となる。また、一般の公共図書館を利用することに制限のある病院入院患者・刑務所の服役者・船員、点字図書やテープ図書を必要とする視聴覚障害者のように特殊な資料を必要とする利用者がいる。
(3)サービスの場(施設・設備)
 サービスを提供するための『場』としての資料の開架・閲覧場所。これは建物に限定されるものはなく、日本の公共図書館の先駆けとなった日野市の移動図書館、東日本大震災被災地で展開された『走れ東北!移動図書館プロジェクト』のように、ごく小規模であっても必要とされる資料・情報と閲覧の場を備え、貸出返却の仕組みを整えることでも可能となる。また資料保管場所や運搬車両、広報手段も図書館に必要な設備である。このようなサービスの場は利用者が安全・快適に使えるよう配慮が求められる。
(4)図書館職員
 資料・情報と利用者を繋ぐためには、訓練された専門職員が必要である。資料に精通し、利用者の要求に応じて必要な資料と結びつけること、館の運営、予算管理、適切な資料の収集・組織化、利用者のプライバシーや著作権への配慮など社会的責任を自覚していることが求められる。 
Ⅱ 図書館の機能について
(1)資料・情報の収集と組織化
 資料の収集に当たっては、その図書館の種類(利用対象者)に合わせる必要がある。学校・大学図書館では教育と学術研究活動に必要な学術資料や学習資料、市町村立図書館においては市民のニーズを満たす幅広いジャンルの資料を用意するほか、その地域でのみ収集可能な郷土資料などを積極的に入手する。また収集に当たっては、思想的・宗教的・政治的に中立でなくてはならない。収集した資料・情報は適切に組織化し整理・保存に努める。
(2)資料の提供・情報サービス
  資料提供と情報サービスは、貸出・レファレンスを通じ、利用者の要求に応じて自由かつ公平になされるべきである。
(3)生涯学習活動への援助及び啓発
 市民の生涯学習に利する集会活動や行事の企画立案とその開催、利用者自身によるの活動の支援も図書館の役割である。さらに、このような活動の支援者であることを利用者に伝えるために、図書館の利用案内や広報活動も重要である。
おわりに
 図書館は市民の知的好奇心に応え、生活の質を向上させるためのサービス提供の場である。自由かつ公平に資料・情報が提供されるよう、資料、施設・設備、専門スタッフを備える必要がある。
 
以上
 
 
【講評】評価:A
 図書館の一般的構成要素と基本的な機能についてよく理解したレポートです。図書館の資料がデジタル化している、あるいは所蔵資料ではないがインターネット上の情報へのアクセスができるように求められていることにも目向けていきましょう。 

 
(講評に興味のある方は、【講評】の下の数行をマウスでドラッグしてハイライトさせて下さい。)
 
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図書館の構成要素の『設備』に、「インターネットを利用するためのPCなどを考慮する必要あり」、という視点が欠けていたので指摘がありました。

 
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