先日愛知県小牧市で、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などに運営を委託する新図書館計画の賛否を問う住民投票が行われましたね。
結果は反対票が賛成票を上回ったようですが、この住民投票では高額な建設費の問題も絡んでいるようなので、住民の方々の反対票の焦点がどのあたりにあるのかについて知りたい気がします。
この住民投票の結果を受けての問題提起なのかな?
ヨミウリオンラインで図書館の民間委託についてのweb投票が行われているようです。
私も投票してみました。
以下は投稿した意見です。
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反対に投票はしましたが、この設問はおかしいと思います。問題は『民間委託vs自治体直営』なのではなく、公共図書館とは何であるかをきちんと理解した運営がされるかどうかです。それがキッチリと担保されるなら民間委託でも問題ない。逆に、公共図書館について無知な公務員がたまたま移動で図書館勤務しているというのは問題ありでしょう。
武雄市や海老名市の問題はCCCを指定管理者にしたことであり、民間委託の賛否とイコールではかるものではないと思います。
カフェが併設されたオシャレな図書館も悪くはありませんが、それと引き換えにもっと基本的な大切なものを手放すことになっては困ります。大切なものは目に見えない。自由に本を読めることが当たり前な今の日本では、その大切さに気がついていない人が多いのかもしれません。でも失ってから気がついたのでは遅いのです。
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