夫婦とは社会で最小のチームであるということ

このところブログの更新がかなり滞っているのですが、今日は内田樹氏のブログから『50代男性のための雑誌に書いた結婚論』という記事を紹介してお茶を濁します。

内田氏は哲学研究者・思想家のほかにも多くの肩書きをお持ちですが、専門はフランス現代思想だそうです。

著書もかなりたくさん出版されていますし、雑誌や新聞などにもたびたび登場しているのでご存知の方も多いと思います。


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強く印象に残った3つのセンテンスを以下に引用します。

そもそも結婚は、幸せになるためにしているのではありません。夫婦という最小の社会組織を通じた「リスクヘッジ」であり、安全保障の仕組みなのです。病気になったり失業したり、思いがけない事態になったときに、1人では一気に生活の危機に追い詰められますが、2人なら何とか生き延びられる。お互いがサポートできる。それが結婚の第一の意味です。

悲観的にならない、怒らない、恨まない。そういうネガティブな心の動きはすべて判断力を狂わせます。危機的状況下では判断力の正確さが命です。にこにこ機嫌よくしていないと危機は生き延びられません。眉根に皺寄せて、世を呪ったり、人の悪口を言ったりしながら下した決断はすべて間違います。すべて。ほんとにそうなんです。不機嫌なとき、悲しいとき、怒っているときには絶対に重大な決断を下してはいけない。

まずは配偶者との関係を穏やかで健全に保つこと。そのためには、自分が機嫌よくしていることが必須です。「バディ」として選んだその人と、夫婦というチームを成熟させ、安全保障を堅固にする。貧しくても、物心の不如意があっても、とりあえず「何とかなるよ」とにこにこ笑っていられるような、「機嫌のよい夫婦」にしか「夫婦が機嫌よく暮らす未来」は築けないと思います。

特に『悲観的な心の状態で重大な決断を下してはいけない』ということと『(お互いに)機嫌よくしていることが夫婦というチームを成熟させる』という2点は、胆に命じておこうと思います。

コメント

  1. 高橋二葉 より:

    こんにちは!う~ん参考になった。
    特に『悲観的な心の状態で重大な決断を下してはいけない』それはいろいろな立場や場面に言えることですよね~
    今うちの兄夫婦がちょっとした危機状態で決断を迫られている状況なのですが、良いヒントをもらった気がします。
    言葉を発する時もそうですね。
    悲観的な時や頭に血が上っている時は後から思い返してみてもろくなこと言ってませんよね
    特に母親は、なるべく機嫌よく平常心でいることが家族の幸せにつながるんだな~
    がんばろう

    • LEE より:

      こんばんは。

      コメントありがとね。
      分かっているはずなのに、この文章を読んで改めてでハッとしました。
      朝は怒らずに子供たちを送り出そうと決めているのに、ついつい文句言っちゃったりしちゃうんだよね〜。