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断捨離にはほど遠いけど、少しだけ食器棚の整理をしました。

NHK総合・土曜日朝の番組『助けて!きわめびと』。
先週の土曜日は『実家の片付け』がテーマでした。2週にわたっての放送で、私と同世代の女性がお父さんと一緒に実家を片付けをするというもの。

共感できる部分がたくさんあって、2回にわたりじっくりと見入ってしまいました。


おとといは、我家の子供たちも一緒に番組を見ながら『うちのじいちゃんばあちゃんちと同じだね〜!』と興味津々。

もったいなからと捨てられないお菓子の容器やお土産の置物。子供たち(つまり私やオットですね)の小さい頃の思い出の品があちらこちらから出てくる出てくる!。

昭和を生きてきた両親はもちろん、そんな親に育てられた私も全く同じでかなり『捨てられない派』です。

『いつか使うかもしれない』のせいで『今』が不自由な生活は本末転倒なのですよね。わかっちゃいるのですが…。

子供たちと盛り上がりながら番組を見ていたのですが、番組が終わるなり子供たちが台所へ直行。食器棚をチェックしはじめました。

『このお皿要らなくない?使ってるの見たことないよ』

『このプラスチックのカップはみすぼらしいから捨てようよ』

上の子から容赦なくチェックが入ります。

食器棚の奥の方に放置していたノベルティーの食器やら、次々と割れて1枚しか残っていないセットの小皿など、私も前々から気になっていたものばかりを指摘されたので、思い切って捨てることができました。

最近では食器類のノベルティーグッズをあまり見かけませんが、かつてはお酒にはグラス、調味料に小皿、インスタントコーヒーにマグカップ等、結構いろいろと頂いたものです。

独身時代に実家からもらって使っていた食器も棚の奥の方から思いのほかたくさん出てきました。

でも貰ったものってその存在を忘れてしまうことが多いのでしょうね、あまり登場することがないのです。食器に限りませんが、さんざん迷ってお金を出して自分の意思で購入したものは使用頻度も高く、いつまでも気に入って使っているような気がします。


他にも、子供たちが幼い頃にお気に入りだったかわいらしいデザインのストローやスプーン等々。小さかった子供たちの思い出が蘇ってきますが目の前にいる本人達が『要らない要らない!』と見切ってくれるので少しは気分も軽くなります。


取りかかるとお片づけアドレナリンが出てくるのか、今まで踏ん切れなかったあれやこれやを処分する気持ちになれるのが不思議で、かなりの量の食器やら引き出しに溜め込まれたワケの分からないグッズを捨てることができました。


台所でついつい溜まるものの筆頭、アイスクリームやプリンを買うと付けてくれるプラスチックスプーンも引き出しには山盛り入っていました。

レジでお断りするように心がけているのにいつの間にかこんなにたくさん!

ほんのささいなものでも、新品のまま捨てるのは心がチクっと痛むものです。
余計なものを家に入れないように心を鬼にして暮らさねばなりませんね。

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