『「本をつくる」という仕事』という本が、筑摩書房のPR誌『ちくま』の連載をまとめたものだと先日の【読書メモ】に書きました。
その『ちくま』を近所の図書館で発見!書店さんからの提供雑誌のようです。
図書館雑誌が置いてあるコーナーの端っこ一番下の段にひっそりと…。今まで何度となく覗いていた場所のはずなのに、全く目に入っていなかったんですね。
件の本を読んだ時にちょっと気になったので早速1冊借りてきました。
出版社のPR誌ですから、内容的には筑摩書房の出版物に関する書評やコラム的なものが大部分。
一方、筑摩書房の本とは無関係に、著名な社会学者である上野千鶴子さんの連載や、文芸評論家の齋藤美奈子さんが執筆されている『世の中ラボ』という連載も。『世の中ラボ』に至っては、コラムの内容に絡めてご自身がお読みになった他社の出版物まで紹介されています。
バックナンバーに掲載された記事のうち半分ほどは、ウエブ版のPRサイト『webちくま』でも読めるようになっているようです(「ちくま」のバックナンバー目次から直接リンクあり)。
A5版で広告も含め80ページほどの小冊子ですが、読み応えがあって毎月目を通したくなりました。
1冊100円+税または年間購読1,000円(税込)で頒布されているそうです。なんと素晴らしいコストパフォーマンスでしょう!。
文字の小さいのが老眼には厳しいけれど、横書きweb版よりは縦書きで紙に印刷されたものの方が読みやすいわね。