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給食費未納と給食停止

今朝のデジタル朝日にこんな記事が出ていました。

学校給食費の未納が3カ月間続いたら、7月から給食の提供を停止します。その間は弁当を持参させてください――。埼玉県北本市の中学校が6月、保護者に通知を出したところ該当する43人全員が納付するか、納める意思を示した。学校のやり方に「ほかの家庭は払っているのだから当然だ」という声があがる一方で、「親の責任を子どもにおしつけるのはやり過ぎだ」との声もあがる。2015.07.04朝日新聞

公立学校での給食費未納。かなり前から問題になっていますよね。
批判の声もあるとは思いますが、学校側も『未払い家庭の児童には停止』とまで踏み切るまでには相当の葛藤があったと思います。生徒児童につらい想いをさせることを良しとする先生なんかいないですもの。

今までも、本当に経済的に困窮している生徒については黙認してきたのでしょう。でも未納分がふくらむことで、他の児童用の食材にまで影響がでるとなると話は別ですよね…。

親が払わない責任を子どもにおしつけるのは可哀想だなとは思いますが、そうやって脅したら43人全員が払った(もしくは払う意思を示した)っていうことは『払おうと思えば払えるのに渋ってたのね』と思われても仕方ないんじゃないかしら。

『(払いたくないから)払わない』人が何人かいることで『払ってる私は損してる』と思う人が出てくるのかなあという気がします。

最近はいろいろな場面で『自分だけ得したい』『自分だけ損したくない』『あの人がやっているなら(やらないないなら)私も』という大人に出会うことが多くなりました。

その一方で誰が見ていなくても黙って自分のやるべきことを淡々と果たしている人もたくさんいらっしゃいます。


力のある人、お金のある人、能力のある人….それぞれが自分のできることをできる範囲で協力し合える世の中であって欲しいです。

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