3月に入ってから暖かな日が多くなってきたおかげで、今年もとうとうツライ時季に突入です。
家に引きこもっていることが多いので、昔ほど神経質にはならずに済んでいますがやはり鼻水ズルズルしながら過ごすのはツライものです。
自分が花粉症ではないかと疑い出したのは20代半ば頃のこと。『花粉症』という言葉がメジャーになりはじめの頃でした。テレビ等で見聞きする典型的な症状がぴったりあてはまったので、もしかしたら…と思い病院でアレルギー検査をしてもらったのでした。パッチテストをしてもらったところ『スギ』にばっちりアレルギー反応が出て『来年は早めにきてくれれば弱い薬で症状を抑えることができますよ』と医師に告げられたのでした。
それから上の子を妊娠するまでの8年間、毎年2月上旬から4月末まで抗アレルギーの薬を飲んでいました。妊娠中はなんとか薬なしで乗り切りましたが、その後再開して下の子を妊娠するまで春の耳鼻科通いは続きます。薬は2週間分しか出してもらえないので、ひとシーズンに数回は超混雑している病院に通わねばなりませんでした。
処方されていた薬は効果もばっちりで眠くもならずとても気に入っていたのですが、引越で通い慣れた耳鼻科が遠くなってしまったこともあり、市販の薬でごまかすようになってしまいました。
そんなこんなで数年過ぎて気づいてみると、どうも症状が年々軽くなってきているような気がするのです。医者通いをやめて今年で10年近くになるのですが、このところでは2月末に鼻がムズムズしてはくるものの『キタキタ〜!』と感じるのは3月の上旬になってから。出かける予定がある日は朝薬を飲むのですが、『1日2回、1回2錠』と指定されているものを 朝のうちに1錠だけ飲めば夜までほとんど症状が出ずに済んでいます。寝る前に追加で1錠飲むこともありますが、毎日ではないです。
まだまだ薬なしでは酷いことになってしまいますが、時々耳にする『年齢が上がると花粉症は軽くなる』って本当かもしれないなあ..と思っているところです。