ここ数日、『情報サービス論』のレポートを書くためにレファレンスブックについての教科書を読んでいます。
レファレンスブックというのは『調べるための本』のことで、辞書、百科事典、図鑑、便覧、年鑑のようなものがそれにあたります。
辞書がたくさんあるというのは想像がつきますが、その他にも◯◯辞典(事典)、△△便覧、□□目録、のようなものがこれほどたくさん存在していたことを知り少しクラクラしています。
もちろん、これら全てを暗記する必要はないのですが、各ジャンルの主だった物については当然頭に入っていなくてはいけないわけで……。
この手の本で自分自身になじみがあるものと言えば、辞書と百科事典、化学便覧くらいかなあ。お恥ずかしながら、図書館の参考図書の書架はあまり覗いたことがありません。
こう見えても、小さい頃は辞書や百科事典を読むのが好きだったんですけどね。
学生時代や会社勤めをしていた頃までは、必要に迫られて辞書や化学便覧ぐらいは手にしていましたが、退職してからは子どもの宿題を見る時にちょっと辞書をひいたり地図帳を広げるくらいになってしまいました。
レファレンスブックについての初歩の教科書に載っているだけでも、『広辞苑』や『ブリタニカ百科事典』のようなものに始まり、『経済学事典』『国史大辞典』『地理学事典』『日本民俗芸能事典』その他数えきれないほど。面白いなあと思ったタイトルのものでは『人事興信録』『実用難読奇姓辞典』なんていうものも。その他にも各分野の文献目録や、国会図書館の蔵書目録などなどなど….。
図書館でレファレンス業務をしている方はこれらの本についての知識が頭に入っているわけですよね….。う〜んすごいなあ。
無限ともいえる情報の膨大さと自分の脳ミソのちっぽけさを引き比べながら『へえ〜〜〜』『ほお〜〜』と溜め息ばかりが出てきますが、関心ばかりしていても仕方がないので、とりあえず最寄りの図書館にはどのようなレファレンスブックがおいてあるのかチェックしてくることにします。