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「夏休みの宿題は本人がやるべきだ」に賛成?反対?

「夏休みの宿題は本人がやるべきだ」に賛成?反対?

というタイトルのアンケートをYOMIURI ONLINEで実施していますが、随分と乱暴なアンケートだなあと思って見ています。

一応意見を個別に述べられるようにはなっていますが、立場も住んでいる地域も通っている学校や教師のレベルも、受験組かそうでないかなにかも一緒くたにした上で、答え方はYESかNOかの二者択一。

また、質問が『本人の独力でやるべきだという意見に賛成ならYES、反対ならNO』という聞き方なので、『代行業者に頼むことに賛成か反対か』と勘違いして投票している方もいらっしゃるようです。


私の意見は先日書いた通りです。やはりお金を払って丸投げしたものを自分でやったと嘘をつくという点で業者代行はNGでしょう。



今日は、『みんなの意見』を読むと多くの方が指摘している、宿題のそのもののあり方について日頃思っていることを。



『夏休みの宿題』で負担感が大きいのはなんといっても読書感想文・自由研究・工作でしょうか。


ドリルやワークブックは受験組や要領の良い子ならチャチャッと2〜3日で終わってしまうでしょうから、親子ともにあまり負担感ないですよね。

これに手こずるようなお子さんだと、逆に学力の点でちょっと心配なので自分でやるよう仕向けないとね。


受験に縁がなく『普段放りっぱなしで勉強なんか見てないわ〜』という親にとっては『夏休みの宿題やってる?』と言いながらちょっとのぞいて見ることで、子どもの苦手なところに気がつけるチャンスかな。
『字を丁寧に書きなさい!』なんていう指摘もできるしね。



『読書感想文・自由研究・工作』のうち、工作は本人が楽しんでやれるレベルのものを選べばそんなに無理なくできると思います。

『ホームセンターなどで売っているキットでいいや』と割り切ってしまえば、見栄えのするものがお手軽にできますから、このあたりは家庭によって負担感はさまざまなのかな。

でもせっかくの夏休み、親の側に余裕があれば子どもにいろいろな道具を使わせたり、材料集めやかんたんな設計図作りなども含めて取り組めるといいなあと思います。

ものを作ることって『段取り9割』だと思いませんか。どんなものを作るのか頭の中でイメージして必要な道具・材料を考える。作製の工程も頭のなかでシミュレーションしてみる。小さなうちはそのイメージどおりに当然行かないわけですが、訓練を重ねることで自分の力とイメージの擦り合わせができてくる。

キットだとその段取りの大半を他人がしてくれるわけで、大事な段取力はつきませんよね。
最近では学校の図工や理科の教材もキットを使うところが増えているようで、年齢の割りに道具の使い方や必要な材料の見積もりなどがとても苦手。



我家でも、なるべく自分の手と頭を使うように子どもに言ってはいるのですが…。

職業柄、物作りに必要な道具が手近にあったり作業に取りかかり易い環境なので恵まれている方だとは思いますが、子どもは楽な方へ楽な方へ、お金を出せば手に入るものに目が向きがち。



『せっかく時間のある夏休み』に親子で頑張ってみるかどうかが、工作の宿題を『子どもの力をつける』ものにするか『時間がかかるばっかりで無駄』なものにするかの分かれ目なのかも..と思います。




時間がなくなってしまったので、読書感想文と自由研究について思うところはまた明日書こうと思います。



uchiwa
上の子が小学生2〜3年生のときかな?竹で骨から作ったうちわ。
家にあった竹、和紙、千代紙で作製。
墨で書いたブタの蚊遣りの絵とサツマイモを彫ったハンコのできばえに本人はご満悦でした。竹を裂くところはかなり難儀したようでオットがかなり手を出していました。


syugei
こちらは下の子が3年生の夏休みに作ったもの。材料はキットです。手芸品は材料を全部揃えると高くつくので、必要な量だけ買えるキットは使っちゃう派です。ベースのメッシュをひたすら数えて正確に切り出すところと糸の始末の仕方は私が付きっきりでしたが、糸をベースに刺していく作業はひとりで毎日黙々とやっていましたね。さすがドット絵好きと感心したものです。