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大学進学と奨学金。

大学生の奨学金利用率は全体の50%にものぼるそうですね。
  

たしかに30年前も奨学金を受けている友人は何人もいました。
  
自宅通学か一人暮らしかで金額は多少異なっていたとは思いますが、学部生で月々2〜3万円程度だったのではないでしょうか。
  
月々3万円と仮定すると4年間で145万円。
  
無利子ならば月々1万円返済でも12年で完済できる計算なので、正社員として就職すればそう負担になりません。

  

ところが最近の『奨学金を借りる』というのは、月々7〜8万、4年間で400万程にもなるような状態の人が結構いるのだそうです。
  
銀行の教育ローンともなれば利子は3%!!にもなるところがザラ。

  
数百万円の借金なんて、今の自分の状態から考えるとかなり覚悟がいる金額。
  
それを、まだ卒業後の進路も決まらないうちに背負ってしまうのは恐ろしいと感じてしまいます。

返済期間が十年単位ともなれば、30代40代になってから車やマイホームなど大きな買物をするときに組むローンと重なってしまったり、自分の子どものために使えるお金にも響いてきてしまうのでは…?
  
『奨学金』という名の数百万円の借金を背負ってしまうことの問題は、このところかなり問題視されるようになってはいますが、私のまわりにも軽い感じで『奨学金借りたわよ〜』とおっしゃっている親御さんが多くてびっくりしています。

もしかしたら、男の子だとそんなに気にならないのかもしれませんね。女の子の場合、たとえ正社員で就職しても結婚や出産などで自分のために使える収入がなくなってしまう可能性が高いですからね。
  
そんなわけで、我家は返済型の奨学金は利用していません(今のところ…というだけですが)。
  
  

私立&下宿というパターンにならなかっただけありがたいのですが、半年ごとにまとまった金額を用意するのは本当にキビシイ!

親としては希望的観測で自宅通学&国立大と考えていたために、入学までに用意できたお金では私立4年分の学費には足りないのよね。
  
20年前は家業のほうがもう少し景気が良かったので、大学に行かせることへの苦労はあまり想像していませんでした。

  
義父がかけてくれた学資保険があるものの、できればそれには手を付けずに親の稼ぎだけで卒業させたい。自分が親からしてもらったことと同じだけの教育は親の力でなんとかしてやりたい…とは思っているのですが…。
  
  
  
国が給付型の奨学金を検討しているそうですが、条件次第では骨抜きになってしまうでしょうね。
  
国立大や成績上位者に限られてしまうのでは、結局のところ生育環境による教育格差の固定にしかならないと危惧しています。
  
これについては以前も同じようなことを書いたので省略しますが、教育格差を是正しようとするならば、進学意欲はあるのに経済的に苦しい家庭へはもちろんのこと、教育に無頓着で大学にまでお金をかけようという意識がないような家庭の子にこそ積極的な援助が必要なのではないでしょうか。
  
  

  
『資格』『学歴』という視点だけではなく、勉強することの意味を知るためにも『とにかく行ってみなさい』と大学に行かせてあげられる環境を、全ての子どもたちに用意してあげられるような制度になってほしいと願っています。
  
  
  

コメント

  1. ふたば より:

    Leeちゃんお久しぶりで~す。
    奨学金何百万返済ってうちのことですわ。
    すでにちょっといろいろあり結構今うちピンチでバタバタとしています。
    仕事もたくさん入っていたのが偶然すべて来年に延び、そんな時に春夏がバイクで事故。
    そんで任意保険に入っていなくて修理代何十万も来てしまい、銀行やら大学の最後の学費やら催促来に来て、どうしようという感じです。さらに耕也君は、長年酷使していた体がとうとう悲鳴を上げかなり不調です。
    春夏は長野の上田市の旅館でバイトしていますが、私も近くの知り合いのホテルに土日行っています。
    なんとかここの土地を差し押さえられぬように、二人を大学まで入れるように意地でも乗り越えようと思っています。
    そんなふうに目の前のことを必死でやっていると、不思議と仕事の依頼の電話が入るようになり、役場からも来年町の予算で大がかりにやってほしいと言われ明日打合せ行ってきます。
    ふう~ 50歳過ぎてもこんな生活で私は何をやっているのでしょうか?
    それでもあきらめたら終わりなのでやり続けます。
    ほんと「国でお金を何とかしてくれ~い!」と叫びたいですわ。

    • LEE より:

      ふたばちゃん、久しぶりだね〜。

      バイクで事故って、ケガとかは大丈夫だったの?
      もう少しで卒業、親も子もあとひとふんばりだね。

      この年になってみると、親はよくやってくれたなーとしみじみ感じるよ。うちはあと1年で家のローンが終わるので、大学とローンが重なる去年・今年・来年の3年間が一番キツイんだ(と信じたい…)。

      ただ、ローンが終わってもこの先の売上がこの調子だともう一人分の学費がかなり心配。

      私が外に出て働くことも考えるんだけど、家の仕事もやらなくてはならないのでフルタイムというわけにもいかないし、かといって週に2〜3日で自分にできそうな仕事というのもなかなか都合良くはみつからないので、やっぱり家業の売上アップを考えるしかないんだよね。

      サラリーマンや公務員の人たちが『ボーナスは子どもの学費で消えちゃったー』なんて言っているのを聞くと『ボーナスあるだけいいよね…』と思ってしまうよ。そんなこと考えても仕方がないのだけどね。

      とにかく今のところ家族みんなが健康で、毎日笑いながら暮らせていることに感謝だわ。こどもの方も、学校に納めるお金以外は全てバイトで賄ってくれているので、それだけでもありがたいしね。

      町の仕事の依頼とかミュージアムとか、どんどんアーティストとして結果を残している耕也さんのこと、本当に凄いと思う。でも身体を大切にしないとね!

      10月に知り合いが亡くなったんだよ。その人も奥さんも私達より若くて、1人娘がまだ高校生。バイクが縁で知り合った人だったので、なんだか人ごとではなくてね。

      耕也さんもふたばちゃんも頑張りすぎる性格だからくれぐれも無理はしないでね。

      すっかり寒くなって厳しい毎日と思いますが、いつか会える日を楽しみにしてるからね〜!!!。