マレイ・ペライアの新譜が発表になっていることに今日気付きました。
DG移籍後2枚目のアルバムで、現在ヘンレ版校訂作業を進めているというベートーヴェンのピアノソナタから14番『月光』と29番『ハンマークラヴィーア』。
録音日は2016年11月(26番)と2017年の7月(14番)ということなので、SONYからDGへの移籍が発表された直後には録音していたのですね。
SONY在籍中のペライアはベートーヴェンのピアノソナタ全32曲中15曲(多分)しかリリースしていないので、残り17曲は今後DGでを発表していくのでしょう。
その手始めとして14番(月光)と29番。月光はYouTubeにあがっているライブ動画を時々聴いていたので、やっとCDで聴けるのかと思うととても嬉しい!
DGから発表されている予告動画がこちら。
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 作品106 《ハンマークラヴィーア》
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 作品27の2 《月光》
マエストロらしい上品なベートーヴェンだわあ。
がっつりと熱い演奏なのに弾き飛ばしてしまうことがなくて音も濁らないんだよねえ、その抑制の効き具合にグッと来ちゃうんだなあ。
2013年のリサイタルで聴いた23番『熱情』の演奏が甦ってきます。
CDは輸入版が2月9日、国内版が14日発売(タワーレコードでは輸入版は2日発売とあるけど、何故?)。
私はもちろん安い輸入版。予約が始まっているのでAmazonで早速ポチッとしましたよ。
前作のフランス組曲リリースからほぼ1年。今後このペースで新譜がリリースされていくのかしらね、楽しみ楽しみ♪。