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『美しい知の遺産 世界の図書館』

先日図書館で借りた本。

重くて重くて。手にもってパラパラめくるというわけに行かないので、姿勢を正して机の上に載せ読んでみだり、お行儀悪くに床において腹這いになって読んだりしています。
美しい写真多数とともに、図書館としての役割と建築の関係を解説しています。建築の視点から図書館を見るということが私にとってはとても新鮮でした。


当然のことながら図書館の歴史にも深く言及されているので勉強になります。古代メソポタミアから16世紀,17世紀,〜,20世紀そして電子書籍時代と時代ごとに、またパピルスや羊皮紙、印刷や版木など記録形態の変遷、ブックチェスト、カボードなど書架の形態などなど、本当に様々な視点から図書館という『知の遺産』について書かれています。
索引や引用文献もきちんと書かれています。

翻訳がちょっと読みにくいところがありますが、英語で書かれた学術書を日本語で読めると思えばありがたいものです。

文章も多いのでまだ全部は読んでいないのですが、美術書として眺めるのも良し、建築史、図書館史の参考書として読むのもまた良しですね。


この本は気軽に買える値段ではないのですが、検索していたら他にもこのような本が出ているのですね。↓このくらいなら買えるかなあ。とりあえず近所の図書館にあったので借りてみることにします。