クリスマス絵本の季節がやってきた!

この季節になると、どこの書店・図書館でもクリスマス絵本の特設コーナーが出来ますていますね。
 
子どもたちも大きくなり日常的に絵本を喜ぶ年齢ではなくなってしまいましたが、不思議とこの季節にはクリスマスの絵本を手にとりたくなるようです。
手持ちの中からクリスマスがテーマのものを抜き出してみました。
 
 

 


これはあまりにも有名すぎて、私がわざわざ書くまでもないのですが、『何か1冊クリスマスの本』と言われたら真っ先に頭に浮かぶ大好きな本なので、トップバッターに。
 
子どもたちには3〜4年生くらいの頃に読んであげたような覚えがあります。ちょうどサンタさんの存在に疑問が湧くお年頃ですよね。その時は????という感じだったようですが、大きくなるにつれてその内容がしみじみと理解できるようになったそうです。
 
 
 
お話自体は短いので、高学年のよみきかせ(読み語り?)でも使ったことがあります。絵の助けがないので、けっこう難しかった覚えが…。次に読みきかせで取り上げる際にはもっと練習してからチャレンジするつもり。
 
 


こちらも高学年でクリスマス時期の当番にあたるとよく使っているかも。全体的に色合いが地味なのですが、読み進めるうちに子どもたちがぐぐ〜っと引き込まれるのをいつも感じます。
 
 


こちらはもう少し下の学年で喜ばれる本。大きいツリーを作るために切り落とされた部分が小さな動物たちのツリーに活用されていく様子がとっても楽しくて、次は?次は?という期待が膨らんでいきます。
 
 

その他、うちの子どもたちが小さい頃に喜んで読んでいたものを順不同に。






 
 
これは図書館で何度も何度も借りていた楽しい絵本で、先日本屋さんで見つけて『これ好きなんだよね〜』と手にとっていました。今からでも買ってあげようかなあ。

 
 

あとは図書館で借りたものばかりですが、クリスマスを題材にした素敵な絵本を思い出してみるとキリがないですね。










 
 
 
 
 
 

【科学道100冊】と【科学道100冊ジュニア】

小学校のよみきかせ用に選ぶ本はほとんどが絵本です。

 
その中でも、季節やこどもたちの成長の節目に合わせた内容の『ものがたり』系がほとんどで、サイエンス系のものを選ぶ機会はあまりありません。
 
一度だけ高学年向けの課題図書になっていたこちら↓の本を取り上げたことがあります。


5年生のクラスだったのですが、予想以上の反応のよさに驚いたものです。
 
それ以来、なるべくこういうサイエンス系の本を取り上げたいなあと心がけてはいるのですが、なかなか選ぶのがむずかしくて…。そういえば1年生にだんごむしの本を読んだのもその流れでした。

 
もう一冊、『よみきかせにどうかな?の本【3・4年生】』リストに入れてあるこちらの本もサイエンス系ですね。

 
そのほかちょっと哲学風味ですが、ヨシタケさんのこの2冊も私の中ではサイエンス系扱いです(笑)

 
図鑑風の絵本だと絵が細かかったり、話に流れがなくて解説風になってしまいのでよみきかせにはちょっとねえ…。
 
 
 

なんていうことをつらつらと思っていると、こんなものを見つけました。
理化学研究所の素敵な試み『科学道100冊』。

 

2017年の2月頃から開催されていたようですが、まったく知りませんでした〜。
 
そしてそのジュニア版が11月から始まったそうです。

 

科学道100冊フェア
「知りたい!」という科学者の好奇心が、
社会や暮らしを豊かにしてきました。
科学の面白さを伝える100冊の本。
あなたの「知りたい!」が、
きっと次の未来をつくります。

理化学研究所と株式会社編集工学研究所は、科学の面白さ、深さ、広さが伝わる“科学道100冊“を選書し、「科学道100冊フェア」を2017年2月より順次全国の書店および図書館で開催してきました(現在も一部書店、図書館で実施中)。

そして2017年10月から新たに「科学道100冊フェア ジュニア」を開催します!こちらも全国の書店および図書館で開催致します。

 
特設webサイトには参加団体のリストがあり、我家の近所では東海村立図書館がリストに掲載されていました。展示期間は不明。
 
あと、11/18日付けのツイッターにリブロひたちなか店で始まったとありますね。

 
100冊のリストはwebサイト上でも見られます。
 
最初の100冊のリストはこちら
 
ジュニア向け100冊はこちら
 
 
そのほかに、開催団体に配布されているブックレットのpdfがこちらからダウンロードできるようになっています。

 
最初の100冊では
・ はじまりは疑問
・ 果てしない収集
・ 導かれたルール
・ めくるめく失敗
・ まるで魔法
・ 未来のはじまり 
という6つのテーマに沿って選書されていて、研究者がどのような思考の流れで研究をすすめているのかを追体験するような構成なんですね。
 
リストを見ていると、絵本・児童書・一般書の区別なく選書されているのが面白いなあと思いました。
 
 

一方ジュニア版はこんな感じ
・ ふしぎがいっぱい
・ とことん集める
・ 世界のヒミツ
・ ふみだせ冒険
・ まほうの発明
・ ひろがる未来
こちらも6つのテーマに分けられていて、こどもにわかりやすい言葉に変えてはありますが、リスト構成の基本的な考えは同じなんですね。
 
選ばれている本はもちろん全て児童書。
 

こういうリストはうれしいね。

 
 

こどもたちの中に『本を読む』=『物語や小説を読む』という強固な図式が出来上がっていて、いつも残念に感じるところなんです。
 
『文字ばっかりだから本は嫌い』という子でも、図鑑やアート系の本を一緒に手にとると喜んで食いつくんですよ。だからきっとこんなリストに沿った本を並べてあげたら喜ぶ子が大勢いると思うのよね。
 
 

理研頑張れ!

 
 

2年生へのよみきかせ。偶然どちらも食べ物がらみ。

1冊目はこちら。


何年か前の2年生にも読んだことがありました。
ドキドキの展開と最期のホッとする場面。絵がハッキリとしていて遠くの子からも見えやすいし言葉のリズムもよくて、迷った時にはつい選んでしまうお助けメンバーの1冊。
 
最期のゆうやけこやけの場面がちょっと秋の雰囲気なので、季節的にもちょうどよかったかもしれません。
 
こんたが買ってきたおあげで作ったおいなりさん。この絵がと〜ってもおいしそうなので裏表紙もじっくりゆっくり見せちゃいました。
 
 
 
もう1冊はこちら。

図書館で迷っていたら、下の子が何冊か選んでもってきてくれた中の1冊です。
 
早春から秋にかけてのたんぼが舞台で、季節の移り変わりとともにたくさんの生き物が登場します。
 
子どもたちにお馴染みのカエルにザリガニに加えなまずも登場してきます。これらの生き物は、食べる側として登場したかと思えば次の場面では食べられる側になったりと、立場が入れ替わっていくのですが、子どもたちは気が付いてくれたかな?
 
迫力のあるタッチで描かれた生き物がとても生き生きとしていて、男の子も女の子も食い入るように見つめてくれました。
 
文字はほとんどないのでゆっくりとページをめくり、皆がよ〜く絵を見られるよう気をつけて読みました。

 
 

『こんたのおつかい』にはこんな続編があるのですね。こんど読んでみよっと。


 
 
 

夏休みにぴったりの絵本【読書メモ】

だれもいなくなった夜の博物館。しずまりかえった展示室から、一ぴきのきいろいチョウがにげだします。それを合図に、標本の昆虫や恐竜の化石、はくせいの動物や鳥たちが、いっせいに目をさまして、動きだします! 夜が明けるまで、博物館はおまつりさわぎ。『あおのじかん』の作者がえがく、圧巻のナイトミュージアム。

 
図書館で手にとったのだけれど、これは素敵!。
 
舞台はフランスのリヨンに実在する『コンフリュアンス博物館』
 
 
本全体に渡ってさまざまなトーンの青色が使われていてとても幻想的。
 
表紙の深い藍色をはじめ中も背景は青が基調となっています。そしておはなしの中心にいる蝶や、恐竜の骨格標本(これはコンフリュアンス博物館を代表する収蔵品だそうです)、そのほかのたくさんの収蔵品、おはなしの最後で博物館に差し込む光の描写に使われている黄色との対比がとても印象的。
 
全体の雰囲気はとても幻想的なのですが、博物館の収蔵品のイラストは細かいところまで正確な描写。静かな絵と静かな言葉の中に、ワクワクやどきどきがあふれていて、今すぐ博物館に足を運びたくなってしまいます。科学絵本というわけではないけれど、こどもたちにサイエンスへの入口をひらいてくれるような素敵な絵本。
 
夏休みも残り10日ほど。家族で博物館へ足を運ぶ前にぜひ読むことをオススメ!です。
 

私が読み聞かせボランティアに伺う小学校も3〜4年生の遠足で県の自然博物館に行っているので、その時期のよみきかせに是非取り上げたいわ。
 
 
 
ところで作者の『イザベル・シムレール』さんのプロフィールを見たら

フランス生まれ。ストラスブールの美術学校出身。絵本作家、イラストレーターとして活躍するかたわら、アニメーション作品も数多く手がける。美術館や博物館とのコラボレーションで、子どもたちのための教材を作ったり、ワークショップを行ったりしている

ということで、標本のイラストが正確なのも納得。
 
『あお』を全面に出したこんな絵本も。


 
 
 

入学間もない1年生へのよみきかせ

今学期2回目の読み聞かせ当番は、入学して間もない1年生のクラス。
 
今の時期の1年生ってどのくらいお話に集中してくれるのかしら?
 
ちょっと想像がつかなかったので、ストーリー性のあまりないものを選んでみました。
 
見開き単位でひとまとまりになっているような、集中力がとぎれとぎれでもその子なりのタイミングや理解のスピードで楽しめそうなもの…と思いながら選んでみました。
 
 
ひとつめはこちら


『あ』から順番にその文字ではじまる食材やお料理がリズミカルに登場。
 
いすくりーむ
さから
くび
 
きなり
ばる
なりずし
…..
 
という調子で『わ』まで。
 
けっこうナンセンスだったりシュールだったりという場面がたくさんあり、子供たちには大ウケでした。
 
全部で47ページとページ数こそ多いのですが、50音の文字を思い浮かべながら次のページを待つワクワク感と勢いのある絵、テンポの良いセンテンスが相まって飽きるどころかどんどん盛り上がっていきます。
 
読み終わったらすかさず男の子が『ケチャップのところ、おもしろかったー!!!!』と絶叫してくれました。
 
こういう反応は一年生ならでは。本当に楽しいです。
 
 
 
もう一冊は、子どもたちの大好きなこの虫の本。

男の子のダンゴムシが話しかけるスタイルで、その生態が説明されていきます。『説明』という感じを全く与えないのに、過不足なくわかりやすい言葉で丁寧に語られていくのが素晴らしい。
 
和紙をちぎったり紙を切ったりして作られたイラストも、はっきりと見やすくしかも正確に描かれていてさすが『かがくのとも』だなあと改めて感心させられました。
 
本の表紙を見ただけで『それ知ってるー!』『幼稚園で読んでもらったー!』とたくさんの声があがるほどの人気ぶりも納得です。
 
 

今回、もう一冊読む時間があったら…と3冊目を用意しておいたのがこちら。
 


見開き毎にさまざまな大人が登場するのですが、かならず次のページで『もとこども』と。昔大工だったおじいちゃんや、学校の先生をしている私のママ。みんな『こども』だった。どんな『こども』だったかも描かれているのがミソというばミソ。
 
残念ながら時間切れで今回は見送りましたが機会があれば読んでみたいです。
 
絵本ナビの特設ページに、作者の富安陽子さんと絵を描いたいとうひろしさんの対談インタビューがありました。原画の写真も見られるようになっています。
 
 
 

そして、よみきかせ候補としてメモしておいたこちらの本を図書館でかりてみました。


内容はとってもよかったのですが、ジョン・バーニンガムさんの絵ということでちょっと繊細過ぎかなあと思い今回はパスしました。
 
今回当番となったクラスは人数が多めなので、離れた場所からでもハッキリと見えることも課題だったのです。サイズが大きいのでそれほど気にしなくてもよかったかもしれませんが、機会があったら少人数のクラスで読んでみようかと思います。