ナショジオ

ナショナルジオグラフィック日本版が創刊されて今年で20年だそうです。ということは我が家が定期購読を始めてから20年。

若い頃に海外で初めて目にした黄色い雑誌『NATIONAL GEOGRAPHIC』は写真が美しく、世界中の自然や文化、サイエンスの分野まで取り上げられており、それはそれは素敵なものに写りました。英語で書かれた記事の内容はよくわからなくとも、キャッチーなタイトルや写真のキャプションを見るだけでも十分に若者の知的好奇心は満たされたものです。

日本でも手に入るのかなあ?と半信半疑のまま、とりあえず英語版ナショジオに添付されていた定期購読申込みハガキを切り取り大事に持ち帰りました。宛先がアメリカになっているそのハガキをポストに入れる勇気がないままに日が過ぎ、1年が経とうとしていた頃です。新聞に『日本語版創刊、定期購読受付中』の広告が載ったのです。いや〜うれしかったですね。日本でしかも日本語であの雑誌が読めるんですから。

当時結婚したばかりだったオットも乗り気だったので早速年間購読を申し込みました。それから20年、途切れることなく毎月毎月我が家に届けられています。毎月きっちり読んでいるかといえばそうでもないのですが、バックナンバーは全部保管してあります(誰かに貸したまま行方不明になっているものが何冊かあるのがちょっと残念…)。

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↑ 一番下から創刊特別号、第1号、最新号の2015年2月号。

 

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↑創刊号は黄色が随分色あせて『ナショジオの黄色』ではなくなっています。背に入っている内容も年を経て変わってきましたね。その号の主だったタイトルが全部背に入っていると検索性が高くてGood。

 
私は、知らない土地の文化・風習、人々の暮らしを紹介した記事が特に好きです。胸が痛くなるような事実もたくさんあるのですが、世界は広く自分の知らないことがどれほど多いかを再認識させられます。また、自分とは遠く遠く離れた土地でも、世界中のひとりひとりに大切な日々の営みがあることを痛感します。

自分は年齢を重ねるほどに、外よりも内側に向かって広く深くを求めるようになっていると感じる今日このごろですが、子供たちには紙面だけでわかったようなつもりになるのではなく、実際に自分の目でこのような広い世界に触れる体験をして欲しいと願っています。

よみきかせ

今年度最後の読み聞かせ用に選んだのはこちらの2冊。最寄りの市立図書館の新着コーナーから選んでみました。

  
『学校ななふしぎ』は予想通り表紙を見た段階で興味津々。いつも落ち着きのない2年生男子も吸い寄せられるようにお話に耳を傾けてくれました。イラストの描写が結構細かくて、夜の理科室の様子なんて本当に不気味。
  
このお話で終わりにするのはちょっと後味が良くないかなあと思い、終盤に向かって明るく展開する『ほんをひらいて』を2冊目に持ってきました。
  
これは主人公の女の子が壁一面の本棚に向かう後ろ姿の絵がとても気に入って選んだものです。彼女がちょっとドキドキしながら図書館に到着し、とびらをあけるとまるで別世界。数えきれないほどの本がいろいろな世界に連れて行ってくれるワクワク感がバーンと伝わってきます。まさに私の図書館に対するイメージそのものなんです。
  
こどもたちはどう感じたかなあ。