お世話になった教科書とさようなら

司書資格を取るために使った教科書や参考書を整理しました。
 
一番最初に単位を取った『生涯学習概論』の教科書だけは年末にブックオフに出してしまいましたが、その他の教科書は別の科目のレポートを書く時にも必要になるかもしれないと思い単位取得後も残しておいたんです。
 
年度末をもって全ての科目を取得、認定証もいただけたので他の教科書類も気持ちよく手放します。
 
一応記念にと思い写真撮影。
 


 
こうして積み上げてみるとなかなか感慨深いものがあります。
 
時々手にとりたくなる資料集的なものと目録に関するテキスト、それから前川先生の著書など数冊は残すつもりですが、その他は子どもに頼んでメルカリに出してもらうことに。
 
テキスト類は情報が古くなると意味がないので、必要になったらそれこそ図書館で新しいものを借りれば良いかなと思っています。
 
さっさと手放すのはちょっと寂しいけれど、これから司書資格を取ろうとする方に利用してもらうには版が古くならないうちに出品しなくてはね。
 
学費を払うとまとめて送られてくるものがほとんどですが、夏のスクーリングで指定されるテキストも混じっています。
 
大量に貼ったポストイットを剥がさなくちゃ。このフィルム付箋もいい仕事してくれたわ〜。
 


 
 
教科書君たちよ、お世話になりました。ありがとう。
 
 
 
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これにて終了 ー司書課程受講物語 (96)ー

最近すっかり勉強ネタから離れてしまっていて、『勉強する主婦』カテゴリにいるのが申し訳ない状態でした。

というのも、資格要件となる全単位の取得が3月初旬に確定し、あとは証明書が届くのを待つばかりとなっていたからです。

3月31日をもっての認定ということなので、4月に入らないと手元に届かないと聞いていたし、実際に手にするまでは『何かの手違いで取得できていなかった!』なんてことがあるかもしれなのでこれまで報告は控えていたのですが、ようやく今日証明書が届きました!!。

やった〜!

簡易書留で届く念の入りように身が引き締まる感じがしました。

なぜ司書資格をとろうと思い立ったのかはこちらの記事を読んでいただくとして、取得まで4年もかかってしまうとは…。

教科書や何冊もの参考図書をじっくり読んでからレポートを書いていると、1科目(1600字x2本)分を書くだけで2〜3ヶ月かかってしまいます。

さらにレポートの合否がわかってから科目終了試験を申し込んでいたのでは効率が悪すぎると気が付いたのは、受講後だいぶ経ってからのこと。

スクーリングについても、通う手段や家を空ける日の家族の心配をしていたらなかなか申し込みの踏ん切りがつかず、初スクーリングまで随分かかってしまいました。

科目試験合格が受講要件となっているスクーリングがいくつかあって、そのためにはまずレポートから…という長丁場の逆算が必要。

しかも夏・冬・春に1科目ずつ…なんて悠長なことをしているとなかなか終わらない。

途中、自営の仕事の他に週3日のアルバイトをしていた1年間は、勉強にほとんど手を付けられない状態だったこともあり、結局通算4年を費やしてしまいました。

2年で終わるつもりが、更新料3万円を払って受講延長せざるを得なかったのが唯一悔やまれる点でしょうか。

もう少し計画的にガツガツとできればよかったのですが、まあ仕方ないですね。

もう諦めちゃおうかな…という思いが何度もよぎったのですが、一括で費用を払ってしまったのでやめるわけにもいかないし。

『大金をつぎ込んでしまった以上諦めるわけにはいかない。』

『もう一度3万円払って2年継続なんてもったいない!』

このふたつが最後の砦というか、自分のお尻を叩いてくれていました(笑)。

最後の最後はこのケチンボな考えがモチベーションになっていましたから、やり切るためには受講料前払いというのが却って良かったのかも。

あとは『ここで諦めたら子ども達に示しがつかない』という気持ちも大きかったです。

子ども達に勉強することの大切さをクドクドクドクド言っているのに私が簡単に諦めるわけにはいかないものねえ。

特に大学生の上の子は26単位というのがどの程度のボリュームかよく理解しているわけで、これを諦めるのは恥ずかしい..。

ともかく、これでようやく肩の荷が下りました。

医師国家試験や司法試験などの途方もなく難しい資格を子育てしながら取得している方もいるのに、これっぽちのことで四苦八苦している自分をブログで曝すのは本当にお恥ずかしい限りでしたが、同じようなチャレンジをしようとしている方の励みになることが少しでもあれば嬉しいです。

これをもって『勉強する主婦』カテゴリは卒業し『50代主婦』カテゴリだけの参加にするつもり。

今後は、ますますとりとめのない日記ブログになってしまうと思いますが、引き続き応援していただけたら幸いです。
 
 
 
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図書館のはじめ方【読書メモ】


図書館整備のコンサルタントとして、多くの図書館整備の支援・プロデュースされている岡本真さんの著書。
 
公共図書館の整備にあたっては図書館の役割を自治体職員、議員、市民がよく理解してかかる必要があるということを、コンパクトにわかりやすく書かれていることやプロジェクトが動き出してからの具体的なスケジュールや進め方についても言及されているところに新鮮さを感じます。
 
自分たちのまちにはどのような図書館が必要なのか。大きな理念から一歩踏み込んで具体的に考え出すと結構難しい。
 
では何から始めたらよいのか。
 
まずは現場に出て自分たちの図書館やよその自治体の図書館をとにかく見ること。
 
 
『図書館制度・経営論』で使った教科書や参考図書の中には見られなかった、というかそこに書かれていることよりさらに前段階のことが細かに書かれているのです。
 
多くの事例に関わり現場を歩いて来た著者が、図書館整備のキモとなる部分を具体的に解説しているので、公共図書館に携わる人には勉強になる部分が多いのではないでしょうか。
 
 
開館当時話題になったCCCが指定管理者となっている佐賀県の武雄図書館についても、その功罪について冷静に論じている部分もあり、なるほど〜と面白く読みました。
 
私のように行政とは直接関係のない単なる図書館好きの一般市民にはちょっと距離のある内容が多いのですが、巻末に付録としてまとめられている文章『採録「まえがき—図書館は知の万人だ」』は今の自分にかなりヒットしました。
 
この文章の中で『圧倒的な量の書物に出会う経験は、自分が知っている知識・情報世界を押し広げる』と表現されていますが、私が図書館好きな理由はまさにこの感覚。
 
書店と違い図書館の開架書架に同じ本は並んでいません。1冊1冊の本がそれぞれの世界への扉。小説・歴史書・図鑑から旅行ガイドや料理本まで、本を開けば広い世界が広がっているワクワク感が大好きなの。
 
上記の一節はこちら↓の本の前書きなのだそう。前後が逆になってしまいますが、是非読んでみようと思います。

 
 
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参考資料にDVDも加えてみた。図書館文化史(4)ー司書課程受講物語 (88)ー

書き上げてしまった後ですが、「図書館文化史」の参考資料追加です。
 


古い16mmフィルムをデジタル化してDVDにしたもので、戦後の図書館史を知る鍵となるとなる貴重な2本の映像が入っています。
 
ひとつは、GHQの占領下教育方面を担当したCIEが製作した『格子なき図書館』。
 
戦前の日本の典型的な図書館像と新たな図書館法の理念に基づいた民主的で開かれた図書館像を対比して描かれています。
 
『格子なき図書館』の方は『図書館サービス特論』のスクーリングで見せていただきました。戦前の図書館の姿は知識としては知っていても、文字で読むのと映像で見るのとでは大違い。
 
開かれた図書館の紹介としては、開架書架で自由に本を手にとる人の姿や、全ての人に本を届けるサービスとして山間の村に移動図書館が廻る様子なども納められています。
 
ほんの50年前にこういう時代があったとはなんともいえない気持ちになります。
 
 
もうひとつの映像『図書館とこどもたち』は、戦後日本の公共図書館のあり方に大きな影響を与えた日野市立図書館の様子を、日本図書館協会が記録に残したもの。
 
移動図書館の到着を心待ちにし、狭い移動図書館の中でこどもたちが楽しそうに本を手にとっている姿などを見ていると、この時代いかに本が求められていたのかがよくわかります。
 
付属のブックレットも秀逸で、CIE映画に関する解説やそれをデジタル化するに至った経緯にも触れつつ、戦後の図書館史のポイントが過不足なく解説されているので、司書を志す人には必見ですよ。
 
 
 

Amazonでは中古しか取扱がないようですが、出版元の日本図書館協会のECサイトではカートに入れられるようになっていましたよ。
 
今回に限らず、レポートを書くにあたり読んでみたいと思った本のほとんどが、古い物も含めて図書館で簡単に手に入ったことは大変ありがたいことでした。
 
図書館というのは、そのように古くて需要は少なくても、過去を知るのに必要となる資料をきちんと保管しておいてくれるところ。
 
書店ではいっとき話題になった本でも人々の興味が薄れればさっさと店頭から姿を消してしまいます。
 
後の時代の人が何かについて知りたい時に、必要な資料を必ず提供するのが図書館の仕事。
 
古かったり、社史のように通常入手できないような資料で、たとえ自分の館に所蔵していなくても、日本中の図書館からちゃあんと探して取り寄せてくれるのです。
 
 
 
余談ですが、神戸連続殺傷事件を起こした少年Aが書いた『絶歌』の出版が数年前に世を騒がせました。
 
当時、販売を中止しろ!とか図書館で受け入れるな!とかの声が大きく、購入をやめた図書館も多かったようです。
 
2015年7月に田井郁久雄さんという方が調査したところ、全国の公共図書館のうち17%しか所蔵していなかったそうです。
 
市町村立図書館を支える立場である都道府県立図書館では12館。なんと全体の1/4という結果だったそうです。
 
私の住む自治体についていえば茨城県立図書館には所蔵がなく、県内で所蔵していたのは8館でした(2018.11.15現在、横断検索ネットワークに参加している40館について)。
 
2015年7月の調査では5館でしたから、あとから寄贈があったりしたのかもしれませんね。
 
これほど大きな事件ですから、後々この事件について詳しく調べたいと思う人も出てくるでしょう。そのとき加害者本人の著作があるとなれば必ず目を通したくなるはず。
 
遺族への配慮や若い世代に与える悪影響などに無頓着であってはいけないと思いますが、過剰な自主規制や忖度はいずれ自分たちの首を絞めることになるはず。
 
 
いつも利用している水戸市立図書館では、発売当初に所蔵され予約が殺到していました。1冊のみでしたから、順番が廻ってくるまで何年待ち!?という状態だったのを覚えています。
 
今では貸出しもすっかり落ち着いたのか、開架室に並んでいるのを先日見かけました。
 
全国の公共図書館が購入を見送ったり、閉架やカウンター別置で館内閲覧のみとか複写制限などの対策をとった中で、過剰反応の世論に流されず図書館の原則通りに提供していることを市民としてとても誇らしく感じています。
 
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自宅や図書館よりも集中できる場所に100円【学習環境】

残りのレポートはあと1教科となりましたが、そこからがまた停滞中。
 
夏の間は不安になるほどヒマだった家業のほうが9月下旬から目の回るような忙しさ。
 
常にやるべきことが控えているので家にいる時はテキストを広げる気にはなりません。
 
多分このまま年末になだれ込む(予定)ので、またずるずると放置しかねない…。
 
『じゃあいつになったらやるんだよ!』
 
という己のツッコミが聞こえてきます。
 
 
そこで確保している週1回の100分間。3ヶ月程前から通い出した子どもの習い事の待ち時間です。
 
先生のお宅まで車で30分弱かかるので、一旦帰宅して迎えに出直す余裕はありません。
 
100分というまとまった時間を強制的に与えられたのはチャーンス!。
 
先生宅の近くでノートとテキストを広げ長時間過ごせる場所はマクドナルドか図書館。
 
図書館はお金がかからなくてありがたいのですが、往復の所要時間と閉館時間のタイミング悪くて勉強時間がちょっと減ってしまうのが難点。
 
両方を何度か試してみましたが、結局はマックで100円のコーヒーか150円のカフェラテを注文して約1時間半を過ごす方に落ち着いています。
 
毎週同じ曜日の同じ時間に訪れてコーヒーだけ頼むオバチャン。高校生のバイトの子は不思議に思っているでしょうね。
 
 
平日夕方のマックはお客さんも少なくがらーんとしています。
 
しかもグループ客や家族連れよりも、仕事帰りに小腹を満たしているような中年男性や1人で勉強する若い方がメインな印象。
 
学生さんか若い社会人なのかな?ノートにペンを走らせたり赤シートを使いながら参考書を読んでいる方が目につきます。
 
私のお気に入りの席は高めの壁で仕切られたコーナー。座ってしまえば廻りの視線が気にならないのでとても集中できます。
 
勉強場所の定番である図書館よりもマクドナルドの方がなぜか長い時間集中できるのが不思議。
 
古い図書館にありがちなシーンと静まり返った殺風景な閲覧室はかえって落ち着かない感じなの。
 
ペンケースや水筒の蓋を開け閉めする音にさえも気を遣うような張りつめた空気がちょっとね…。
 
それとは逆に、キッチンやスタッフの適度な雑音、軽くアップテンポなBGM、気にならない程度の話し声というのは、意外にも自分のことに集中できる感じがします。
 
ざわざわした世界の中で自分だけのカプセルに閉じこもるような感覚とでもいうのかな。カフェで仕事や勉強をする人が多いのがようやく理解できるようになりました。

 
Sサイズのコーヒーは一息つきながら飲むのに丁度良く、空になった頃に時計を見るとそろそろお迎えの時間というタイミング。
 
 
このパターンでなんとかモチベーションを維持しつつテキスト纏めを頑張ります。
 
レポートの設題はいつも頭の片隅に置き、『纏めのための纏め』に陥らないように注意するのも忘れずに。
 
 
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