【終了】『図書館文化史』(9)ー司書課程受講物語 (95)ー

2月10日に受けた最後の科目終了試験結果が届きました。
 
頑張った甲斐あって『A』で合格。
 
これで全ての単位を取得し、あとは資格証書が送られてくるのを待つだけとなりました。
 
ああ、やっと終わった。
 
振り返ると長かったような短かったような…。
 
なんだかんだで4年もかかってしまったけれど、利用者として外から見ているだけでは気づかなかった多くのことを学びました。
 
年齢が年齢ですし図書館で働くなんてことは全く思わずに始めた通信教育。
 
多額の学費を払い、多くの時間とエネルギーを費やしてまで資格を取得する意味があるのかと何度となく自問しました。
 
それでも今となってはチャレンジして本当によかったと感じています。
 
 
何冊もの本を読み、考えをまとめてレポートの形でアウトプットするという作業はなかなかハードで、強制される環境に身を置かなくては絶対にできないことでした。
 
レポートに合格してからでないと試験も受けられないことやいくつかの科目についてはスクーリングが必須であることにも、司書という仕事の重みを認識させられました。
 
 
15科目26単位分の学習を通じて、それまではぼんやりとしていた生涯学習のことやこどもの読書について自分の中で明確な位置づけが得られましたし、何よりも図書館は市民の知る権利を保障し民主主義の根幹を支える大事な役割を担っているのだということを叩き込まれたのが一番の収穫だと思っています。
 
多くの人々に『図書館はタダで本を貸してくれる場所』としか認識されていないのはとても残念なことだし、運営側も民間委託が広がることで『入館者数・貸出(予約)点数』が多けりゃいいんでしょ、という意識ばかりが前面に出てしまうことの危うさも感じます。
 
これから市井の『図書館ウォッチャー』として近隣の図書館をヘビーユースしていこうと思っています。
 

 
 
 
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図書館のはじめ方【読書メモ】


図書館整備のコンサルタントとして、多くの図書館整備の支援・プロデュースされている岡本真さんの著書。
 
公共図書館の整備にあたっては図書館の役割を自治体職員、議員、市民がよく理解してかかる必要があるということを、コンパクトにわかりやすく書かれていることやプロジェクトが動き出してからの具体的なスケジュールや進め方についても言及されているところに新鮮さを感じます。
 
自分たちのまちにはどのような図書館が必要なのか。大きな理念から一歩踏み込んで具体的に考え出すと結構難しい。
 
では何から始めたらよいのか。
 
まずは現場に出て自分たちの図書館やよその自治体の図書館をとにかく見ること。
 
 
『図書館制度・経営論』で使った教科書や参考図書の中には見られなかった、というかそこに書かれていることよりさらに前段階のことが細かに書かれているのです。
 
多くの事例に関わり現場を歩いて来た著者が、図書館整備のキモとなる部分を具体的に解説しているので、公共図書館に携わる人には勉強になる部分が多いのではないでしょうか。
 
 
開館当時話題になったCCCが指定管理者となっている佐賀県の武雄図書館についても、その功罪について冷静に論じている部分もあり、なるほど〜と面白く読みました。
 
私のように行政とは直接関係のない単なる図書館好きの一般市民にはちょっと距離のある内容が多いのですが、巻末に付録としてまとめられている文章『採録「まえがき—図書館は知の万人だ」』は今の自分にかなりヒットしました。
 
この文章の中で『圧倒的な量の書物に出会う経験は、自分が知っている知識・情報世界を押し広げる』と表現されていますが、私が図書館好きな理由はまさにこの感覚。
 
書店と違い図書館の開架書架に同じ本は並んでいません。1冊1冊の本がそれぞれの世界への扉。小説・歴史書・図鑑から旅行ガイドや料理本まで、本を開けば広い世界が広がっているワクワク感が大好きなの。
 
上記の一節はこちら↓の本の前書きなのだそう。前後が逆になってしまいますが、是非読んでみようと思います。

 
 
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【最後の試験終了】『図書館文化史』(8)ー司書課程受講物語 (94)ー

『図書館文化史』科目終了試験が終わりました。準備しておいた部分がバッチリ出たので手応えはまあまあでひと安心というところ。
 
 
ちょっと計算が狂ったのは、昨日夕方から本格的に降った雪。
 
量はたいしたことないものの、昼間の低温がたたって道路全体が凍っていましたので予定より30分早く家を出ました。
 
なるべく大きな通りを選んでいるのに、ちょっと低くて水が貯まったところがスケートリンクのようだったり、日陰は真っ白なアイスバーン。
 
ドキドキしながらなんとか会場隣にあるコイン駐車場へ到着しましたが、駐車場が一番の難関だったかも。
 
ビルの日陰のちんまりした駐車場は路面がボロボロ。コンクリが禿げて凸凹になっている部分にたまった水がカッチカチのつるっつる。
 
それでもも早めに家を出たおかげで8時には会場入りできたのでホッとしました。
 
会場には既に監督官がいらして部屋も暖まっていたのが嬉しかったわ〜。
 
直前までの約1時間、しっかりと復習できました。
 
 
 
試験内容はほぼ予想通り。
 
冒頭の出題は、2点X10問で合計20点配点の穴埋め問題。
 
内容は古代から中世にかけての代表的な書写材と書物形態の変遷に関するもの、日本の印刷物や文庫と庶民の読書、アメリカの図書館史について。
 
次は図書館に関わる代表的な宣言について簡単に記述するもの。15点X3問で合計45点配点。
 
最後は、戦後日本の図書館発展にとって重要な報告書(司書の勉強した方ならすぐにピンと来る有名なアレです)について記述するもの。35点X1問
 
 
穴埋めは何とかなるとしても、記述問題は自分の言葉でまとめるとのがなかなか難しいです。
 
スペースも限られているので、自分が理解しているポイントをいかに手短に分かりやすくまとめるかが鍵。
 
今回、その準備をしてあった項目については割と楽に書くことができましたが、それでも制限時間ギリギリになってしまったので、もしそのような対策をしていなかったら時間が足りなかったかも。
 
重要な事柄については『図書館学基礎資料』などを参考にしながら自分の言葉で短くまとめる練習をしておくと良いと思います。


 
今回の『図書館文化史』の試験、夏に受けたスクーリング『図書館サービス特論』での講義がとっても役に立ちました。
 
担当教官が熱く講義をされた部分はやはり最重要事項。
 
試験準備の段階ですっかり見落としていた部分が出題され、問題用紙を見ながら『しまった!』と思った問題があったのですが、夏の先生の講義を思い起こしていたら徐々に記憶が甦ってきてね、どうにかこうにか大筋について書くことができました。
 
 
なんとか合格できていると信じて、週明けに終了予定届を提出します!
 
 

 

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【無事合格】『図書館制度・経営論』(7)ー司書課程受講物語 (93)ー

1月に受けた『図書館制度・経営論』の試験結果が返却されました。
 
『A』で無事合格。やったー!!
 
設題がひとつ。ひたすら答案用紙に記述するタイプの試験だったので、どの位点数をもらえるのかちっとも想像できずドキドキしていたのですが、予想以上の高評価をいただけてホッとしています。
 
 
これでいよいよ明日の『図書館文化史』を残すのみ。
 
会場近くまで車で行くつもりなので今夜の積雪が心配。
 
大雪の予報が出ていた割には細かい雪がチラチラした程度でホッとしていたのに、夕方になってから大粒にの雪に変わり庭が白くなってきました。
 
雪道運転に慣れていない私は、積もったり凍ったりしないようにただただ祈るばかりです。
 
 
積雪が酷ければ、遠回りで時間はかかるけれど鉄道利用を考えた方がよさそう。
 
受験そのものができなかったらがっかりですからね。
 
 

 
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最後のマック勉。

子どもの送迎の待ち時間を利用した私の試験勉強。マクドナルドで100円コーヒーをお供にした90分です。
 
今週末は『図書館文化史』科目終了試験があるのでその試験対策をみっちりと。
 
まだ返却されていない1月の試験もきっと合格していると信じ、これが最後の試験です。
 
『マック勉は今日で最後』と自分に言いきかせながら、重要項目について短くかつ正確な記述ができるよう知識の整理をしました。
 
それにしてもレポートを書いてから3ヶ月以上経ってしまっており、指定教科書をまとめながら頭に叩き込んだはずの知識はすでに忘却の彼方…。
 
まとめたノートを見返すもイマイチ感覚が甦ってきません。
 
この試験の担当教官が夏のスクーリングで配布して下さったレジュメと受験経験者からの情報を総合すると、出題される分野はかなり絞り込まれているのですけどね。
 
 
意外にも役立ったのはこちらの資料でした。図書館に携わる者にとって基礎的かつ重要なことが詰まっています。
 


 
地味で存在を忘れがちなこの資料ですが、図書館に関係する法令関係、図書館の自由宣言、ユネスコ宣言、倫理綱領、ランガナータンの五原則などなど、いちいち関連の教科書をひっくり返さずにパッとアクセスできるハンドブック。
 
用語解説や歴史的な資料の写真、本の構造についてのイラストなども網羅されています(欲を言えば写真がカラーだとさらに嬉しい!)。
 
マクドナルドの片隅でこのハンドブックを引きつつ自分の言葉でノートにメモメモ。必死に頭に叩き込んできました。
 
とにかくこれで最後にしたい。どうか合格しますように!
 
 
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