大人の学びにはお金も必要だった【司書課程受講物語 番外編】

司書資格取得にかかった費用の総額をまとめてみました。
 
 
【入学時一括納付した学費】  151,330円
これには登録料(2年有効)、受講料、科目終了試験受験料、教材費が含まれます。
 
【スクーリング受講料】
 ・6科目  84,000円
 ・振込手数料  2,160円
 
【スクーリング時の交通費】
 ・電車賃 4,026円x3日x6回=72,468円
 ・コインパーキング 10,800円
 
【レポート郵送切手代】
 ・30円x9科目=270円
 
【科目終了試験コインパ-キング】
 ・400円x9回=3,600円
 
【書籍購入】
 ・新版 図書館の発見 (NHKブックス)   994円
 ・図書館学基礎資料第12版  1,080円
 ・情報源としてのレファレンスブックス   100円
 ・情報資源組織論 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 3-9)  98円
 ・レファレンスブックス―選びかた・使いかた  1,512円
 ・改訂 情報サービス演習 (現代図書館情報学シリーズ7)  2,160円
 ・改訂 情報資源組織演習 (現代図書館情報学シリーズ10)  2,160円
 ・図書館制度・経営論 (JLA図書館情報学テキストシリーズ 3-2)  2,050円
—————————————
 計 10,154円
 
【入学までの諸費用】
 ・戸籍謄本   350円
 ・写真2枚    720円
 ・受験料   10,000円
 ・振込手数料  648円
 ・簡易書留   430円
—————————————
 計 12,148円

【再登録費用】(2年で終了できず履修延長したため)
 ・30,000円
 
 
総額  376,930円
 
いや〜。かかったねえ。
 
スクーリング受講料がかかるのは覚悟していたのですが、交通費や振込手数料などちびちびと払った費用も積もると結構な金額でした。
 
スクーリングの受講料と交通費の占める割合がかなり大きかったわ。
 
スクーリング時に指定されるテキスト代も結構大きかったね。中古で安く買えたものがいくつかあったのは有り難かったです。
 
 
この資格を使って働けば回収はできるだろうけど、私の場合諸事情により無理なので仕方ないね。
 
細々と続けているアルバイトの稼ぎをつぎ込んだと思うことにします。
 
この年になってから収入にも繋がらない資格を取得するなんてハタからみたらアホみたいかも知れませんね。
 
特に私の住むような田舎では『奥様の道楽ですか』って言われちゃうのよ。
 
それでも自分自身としては得るものがとても大きかったので、チャレンジして本当に良かったと思っています。
 
家族からの理解と協力もあり、無事終了証が届いた時はお疲れさま会までしてもらい感謝です。
 
 
 
 
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お世話になった教科書とさようなら

司書資格を取るために使った教科書や参考書を整理しました。
 
一番最初に単位を取った『生涯学習概論』の教科書だけは年末にブックオフに出してしまいましたが、その他の教科書は別の科目のレポートを書く時にも必要になるかもしれないと思い単位取得後も残しておいたんです。
 
年度末をもって全ての科目を取得、認定証もいただけたので他の教科書類も気持ちよく手放します。
 
一応記念にと思い写真撮影。
 


 
こうして積み上げてみるとなかなか感慨深いものがあります。
 
時々手にとりたくなる資料集的なものと目録に関するテキスト、それから前川先生の著書など数冊は残すつもりですが、その他は子どもに頼んでメルカリに出してもらうことに。
 
テキスト類は情報が古くなると意味がないので、必要になったらそれこそ図書館で新しいものを借りれば良いかなと思っています。
 
さっさと手放すのはちょっと寂しいけれど、これから司書資格を取ろうとする方に利用してもらうには版が古くならないうちに出品しなくてはね。
 
学費を払うとまとめて送られてくるものがほとんどですが、夏のスクーリングで指定されるテキストも混じっています。
 
大量に貼ったポストイットを剥がさなくちゃ。このフィルム付箋もいい仕事してくれたわ〜。
 


 
 
教科書君たちよ、お世話になりました。ありがとう。
 
 
 
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これにて終了 ー司書課程受講物語 (96)ー

最近すっかり勉強ネタから離れてしまっていて、『勉強する主婦』カテゴリにいるのが申し訳ない状態でした。

というのも、資格要件となる全単位の取得が3月初旬に確定し、あとは証明書が届くのを待つばかりとなっていたからです。

3月31日をもっての認定ということなので、4月に入らないと手元に届かないと聞いていたし、実際に手にするまでは『何かの手違いで取得できていなかった!』なんてことがあるかもしれなのでこれまで報告は控えていたのですが、ようやく今日証明書が届きました!!。

やった〜!

簡易書留で届く念の入りように身が引き締まる感じがしました。

なぜ司書資格をとろうと思い立ったのかはこちらの記事を読んでいただくとして、取得まで4年もかかってしまうとは…。

教科書や何冊もの参考図書をじっくり読んでからレポートを書いていると、1科目(1600字x2本)分を書くだけで2〜3ヶ月かかってしまいます。

さらにレポートの合否がわかってから科目終了試験を申し込んでいたのでは効率が悪すぎると気が付いたのは、受講後だいぶ経ってからのこと。

スクーリングについても、通う手段や家を空ける日の家族の心配をしていたらなかなか申し込みの踏ん切りがつかず、初スクーリングまで随分かかってしまいました。

科目試験合格が受講要件となっているスクーリングがいくつかあって、そのためにはまずレポートから…という長丁場の逆算が必要。

しかも夏・冬・春に1科目ずつ…なんて悠長なことをしているとなかなか終わらない。

途中、自営の仕事の他に週3日のアルバイトをしていた1年間は、勉強にほとんど手を付けられない状態だったこともあり、結局通算4年を費やしてしまいました。

2年で終わるつもりが、更新料3万円を払って受講延長せざるを得なかったのが唯一悔やまれる点でしょうか。

もう少し計画的にガツガツとできればよかったのですが、まあ仕方ないですね。

もう諦めちゃおうかな…という思いが何度もよぎったのですが、一括で費用を払ってしまったのでやめるわけにもいかないし。

『大金をつぎ込んでしまった以上諦めるわけにはいかない。』

『もう一度3万円払って2年継続なんてもったいない!』

このふたつが最後の砦というか、自分のお尻を叩いてくれていました(笑)。

最後の最後はこのケチンボな考えがモチベーションになっていましたから、やり切るためには受講料前払いというのが却って良かったのかも。

あとは『ここで諦めたら子ども達に示しがつかない』という気持ちも大きかったです。

子ども達に勉強することの大切さをクドクドクドクド言っているのに私が簡単に諦めるわけにはいかないものねえ。

特に大学生の上の子は26単位というのがどの程度のボリュームかよく理解しているわけで、これを諦めるのは恥ずかしい..。

ともかく、これでようやく肩の荷が下りました。

医師国家試験や司法試験などの途方もなく難しい資格を子育てしながら取得している方もいるのに、これっぽちのことで四苦八苦している自分をブログで曝すのは本当にお恥ずかしい限りでしたが、同じようなチャレンジをしようとしている方の励みになることが少しでもあれば嬉しいです。

これをもって『勉強する主婦』カテゴリは卒業し『50代主婦』カテゴリだけの参加にするつもり。

今後は、ますますとりとめのない日記ブログになってしまうと思いますが、引き続き応援していただけたら幸いです。
 
 
 
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【終了】『図書館文化史』(9)ー司書課程受講物語 (95)ー

2月10日に受けた最後の科目終了試験結果が届きました。
 
頑張った甲斐あって『A』で合格。
 
これで全ての単位を取得し、あとは資格証書が送られてくるのを待つだけとなりました。
 
ああ、やっと終わった。
 
振り返ると長かったような短かったような…。
 
なんだかんだで4年もかかってしまったけれど、利用者として外から見ているだけでは気づかなかった多くのことを学びました。
 
年齢が年齢ですし図書館で働くなんてことは全く思わずに始めた通信教育。
 
多額の学費を払い、多くの時間とエネルギーを費やしてまで資格を取得する意味があるのかと何度となく自問しました。
 
それでも今となってはチャレンジして本当によかったと感じています。
 
 
何冊もの本を読み、考えをまとめてレポートの形でアウトプットするという作業はなかなかハードで、強制される環境に身を置かなくては絶対にできないことでした。
 
レポートに合格してからでないと試験も受けられないことやいくつかの科目についてはスクーリングが必須であることにも、司書という仕事の重みを認識させられました。
 
 
15科目26単位分の学習を通じて、それまではぼんやりとしていた生涯学習のことやこどもの読書について自分の中で明確な位置づけが得られましたし、何よりも図書館は市民の知る権利を保障し民主主義の根幹を支える大事な役割を担っているのだということを叩き込まれたのが一番の収穫だと思っています。
 
多くの人々に『図書館はタダで本を貸してくれる場所』としか認識されていないのはとても残念なことだし、運営側も民間委託が広がることで『入館者数・貸出(予約)点数』が多けりゃいいんでしょ、という意識ばかりが前面に出てしまうことの危うさも感じます。
 
これから市井の『図書館ウォッチャー』として近隣の図書館をヘビーユースしていこうと思っています。
 

 
 
 
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図書館のはじめ方【読書メモ】


図書館整備のコンサルタントとして、多くの図書館整備の支援・プロデュースされている岡本真さんの著書。
 
公共図書館の整備にあたっては図書館の役割を自治体職員、議員、市民がよく理解してかかる必要があるということを、コンパクトにわかりやすく書かれていることやプロジェクトが動き出してからの具体的なスケジュールや進め方についても言及されているところに新鮮さを感じます。
 
自分たちのまちにはどのような図書館が必要なのか。大きな理念から一歩踏み込んで具体的に考え出すと結構難しい。
 
では何から始めたらよいのか。
 
まずは現場に出て自分たちの図書館やよその自治体の図書館をとにかく見ること。
 
 
『図書館制度・経営論』で使った教科書や参考図書の中には見られなかった、というかそこに書かれていることよりさらに前段階のことが細かに書かれているのです。
 
多くの事例に関わり現場を歩いて来た著者が、図書館整備のキモとなる部分を具体的に解説しているので、公共図書館に携わる人には勉強になる部分が多いのではないでしょうか。
 
 
開館当時話題になったCCCが指定管理者となっている佐賀県の武雄図書館についても、その功罪について冷静に論じている部分もあり、なるほど〜と面白く読みました。
 
私のように行政とは直接関係のない単なる図書館好きの一般市民にはちょっと距離のある内容が多いのですが、巻末に付録としてまとめられている文章『採録「まえがき—図書館は知の万人だ」』は今の自分にかなりヒットしました。
 
この文章の中で『圧倒的な量の書物に出会う経験は、自分が知っている知識・情報世界を押し広げる』と表現されていますが、私が図書館好きな理由はまさにこの感覚。
 
書店と違い図書館の開架書架に同じ本は並んでいません。1冊1冊の本がそれぞれの世界への扉。小説・歴史書・図鑑から旅行ガイドや料理本まで、本を開けば広い世界が広がっているワクワク感が大好きなの。
 
上記の一節はこちら↓の本の前書きなのだそう。前後が逆になってしまいますが、是非読んでみようと思います。

 
 
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