高校生へのクリスマスプレゼント、御予算は?

下の子が熱心にギターを弾いています。
 
 
 
使っているのは、上の子が弾いてみたくて買ったものの全く使われず放置されていた安いエレキギター。
 
弦だけオットが自己流で張り直し、安いチューナーを買ってあげただけ。
 
誰に教わるわけでもなく、Youtubeとかを見ながらポツポツと弾き始めて1年程。
 
結構上手になっちゃってびっくり。
 
 
 
幼い頃1〜2年程習ってみたピアノは『先生に教わる』というのがキライで熱が入らずやめてしまったような子です。
 
こういうとことはオットそっくり(笑)
 
 
 
今ではタブ譜っていうの?コードの図みたいなのを見て何でも弾いちゃうの。我が子ながらかなり尊敬だわ。
 
 
 
その子が最近アコースティックギターを欲しがっています。
 
エレキギターはアンプがないとちゃんと音が響かないので、茶の間で気軽にポロポロ弾けるアナログな楽器が欲しいのだそう。
 
『お年玉で買おうかな〜、でも高いなあ〜』と毎日ネットを徘徊している姿を見ていると、母ちゃんサンタがプレゼントしてあげようかなあ…なんて思ってしまう。
 
 
 
初心者向けの低価格帯ではこのへんのが評判良さそう。
 

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感想(0件)


 
低価格とはいえ、なかなかなお値段。うーん。
 
 
楽器って初心者こそある程度きちんとした物を使わないと楽しくならないから、ここでケチると安物買いの銭失いになりそうだしなあ。
 
 
 
こちらもクリスマスを前に悩み中。
 
 
 
 
 

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これがショパンコンクール優勝者の演奏か!

ラファウ・ブレハッチ(pf)が水戸に来る!
 
 
2005年のショパンコンクール優勝者というのは有名だけど、その他にもいろいろと受賞しまくりの気鋭のピアニスト。
 
これは聴き逃すわけにはいかない!と、11/14(木)水戸芸術館でのリサイタルに行ってきましたよ。
 
 

 

 
 
貴公子然とした写真から、いかにも『ショパン弾き』といった印象ですが、ステージに現れた彼は思ったより可愛らしい(と言ったら失礼?)はにかみ屋さんという雰囲気。
 
ショパンコンクールの覇者というオーラを振りまくことなく、すすすっと登場してピアノに向かったと思ったら、聴き手に緊張感を与える間をおかず弾き始める。
 
 
前半は、モーツァルトとベートーヴェン。期待でピリピリとした満席の会場の空気を和ませてくれるような穏やかで柔らかい演奏。
 
キラキラとした繊細なモーツァルトね。細かなニュアンスを丁寧に折込んでいく感じ。
 
ベートーヴェンも和音が美しく際立ち、細部まで神経を行き届かせた響きは美しい玉のよう。
 
 
 
私自身は、もっと素朴でカラリとしたモーツァルトが好みなのですが、演奏の素晴らしさは文句なしです。
 
 
 
 
後半のはじまりはシューマン。ショパンへ向けての助走という感じでしょうか。
 
こちらは水戸芸の響きが良いホールのせいか私の座っていた席のせいか、ふわふわした響きの雲の中に包まれて、時折キラキラとした光が差し込むような演奏。
 
今までCDなどでもあまり聴いたことがなかったので、この時点では『ショパン弾き』と呼ばれるピアニストらしい繊細で穏やかな演奏をするピアニストだなあ…という印象のみ。
 
睡魔に襲われたこともあって自分の中ではちょっと休憩タイム。
 
 
 
シューマンが終わるとブラボーまで出て、聴衆の興奮も高まったところへようやくショパンの登場です。
 
 
 
まずは4つのマズルカ。
 
 
あれ??
 
同じ人が弾いているとは思えない。クッキリとしているよ。
 
もちろん繊細な音の美しさというのは変わらないんだけど、何か大胆さを感じさせるリズムやアーティキュレーション。
 
 
4つのマズルカからそのまま英雄ポロネーズへ。
 
 
身体に染み付いた感覚なのか、リズムとか音の強弱だけでないコブシ?節回し?としか言い表せない独特な音楽の表情。
 
もともとポーランドの民族舞曲であるポロネーズやマズルカは、彼らのソウルミュージックなんだと実感。
 
 
これがポーランド人の魂なんだーっていう叫びが聴こえてくるようなポロネーズでした。
 
もうね、曲が終わらないうちから心の中でブラボー!ブラボー!。
(実際には声に出せない小心者)
 
 
ショパンコンクールの副賞である、マズルカ賞・ポロネーズ賞・コンチェルト賞・ソナタ賞・オーディエンス賞の全てを同時受賞したというのも超納得。
 
 
 
 
 
熱狂的な拍手に応えてくれたアンコールは、ワルツ嬰ハ短調Op.64-2。
 
音が鳴り始めるや、客席からは『ほ〜』っと溜息のような声が漏れ聞こえます。
 
ショパンのワルツの中でも陰影が強くてポーランドらしいワルツのチョイスに、皆が『なるほど』と感じ入ったのではないでしょうか。
 
 
 
会場で頂いたプログラム解説にもあったけれど、前半のモーツァルトから始まって最後のポロネーズまでがひとまとまりの曲のような流れだったなあ。
 
さらにいえばアンコールまで含めてなんだね。
 
 
 
その風貌がどことなくショパンに似ているということもあり、ショパンの再来とまで言われている彼。
 
柔和でちょっとはにかんだその笑顔と、この土臭さえ感じる民族的なショパンにすっかりギャップ萌えしております。
 
 
 
 
ポーロネーズ集のCDは入手せねば。マズルカは数曲入っているのが出てるけど、今回の作品24はないみたいだね。
 
一番新しいアルバムはバッハかあ。
 
幼い頃教会でオルガンを弾いていて「バッハのオルガン曲に魅せられて音楽の探究を始めた」と語っている彼が弾くバッハで、かなり気になるう。
 
 

ショパン:ポロネーズ集
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ショパン:前奏曲集
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バッハ・リサイタル
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すごーく余談ですが、前半のモーツァルトのソナタの作品番号がK310って、ちょっと嬉しかった。水戸(ミト310)なので。
 
 
 
 
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今年の音楽シーズン。

秋の音楽シーズンが始まったというのに、敬愛するペライア先生の活動がぱったりと止まっていて寂しい限り。
 
 
 
水戸公演は2回とも中止になっちゃったし、グラモフォンに移籍して『さあ、これからたくさんCDが出るぞ〜!』と楽しみにしていたのも空振りだし…。
 
体調不良と言われてから長いですね。
 
どこが悪いのか情報は全く目にしません。
 
2013年のステージで拝見したお姿は、ちょっと太っりすぎでは?顔色もちょっと良くないな、と感じたので、もしかしたら関係しているのかも…。
 
つまんないなあ。
 
 
 
 
なので、他にも好みのピアニストを見つけようとアンテナを張っています。
 
今のところ気になっているのは、トリフォノフとか来月水戸に来るラファウ・ブレハッチ。
 
ふたりともちょっと線の細い若きイケメンさん。
 
ブレハッチは恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』に登場する人物のモデルというか、恩田さんにアイデアを授けたピアニストとのこと。
 
ブレハッチ×恩田陸『蜜蜂と遠雷』対談「ショパン演奏に潜む苦悩と美学」(AERAdotより)
 
こちらは水戸芸公演のチケット入手済み。どんな演奏を聴けるのか楽しみです。
 
 
 
そして、私の中で久々の大ヒット(といってもYouTubeやAmazonMusicで聴く限りなんですけどね)はアレクセイ・ヴォロディン。

ロシアン・ピアニズムが伝えるファンタジーとユーモア ーーピアニスト アレクセイ・ヴォロディン インタビューーー(KAJIMOTOのWEBサイトより)

 
先日の東京公演を聴いた感想をブログに載せている方がいて、気になったのでAmazonMusicで探してみました。
 
おお〜!
 
目の覚めるような鮮やかなテクニックに加え、明瞭で颯爽とした演奏に惚れ惚れと聴き入ってしまいましたよ。
 
ペライア先生の美しく端正な演奏を思わせるのですが、熱き想いが溢れるのをグッと節制するのではなく、そこのタガをバリバリっと外した…とでも言ったらよいのか。
 
 
 
私の貧困なボキャブラリーではうまく言い現せないのが残念ですが、ダイナミックなのに奔放というわけではなく、細やかな美しさもあり冴えた響きがとっても好みだわ。
 
軽々と疾走していくショパンやシューマン。テンポがちょっと早すぎるかなと思う時もあるけれどスッキリしていて私は好き。そのあとにふっと陰が差すようなところがあってね、これまた素敵なの。
 
1977年生まれということなので、これに加えてまだまだ円熟していくわけでしょ。楽しみだわ〜。
 
ソニーやグラモフォンのようなメジャーなレーベルからCDが出ていないのが残念。
 
ダウンロードで買うか、来月で無料お試しの切れるAmazonMusicを継続するか悩んでしまう..。
 
 
 
 
今回の東京公演に引き続き、いずれ水戸にも来ていただきたいわ〜♪。
 
 
 
 
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かつて『日本一の文化都市』を目指した市長がいた

私の住む自治体には、書物と音楽を愛した素敵な市長さんがいたんです。
 
今から30年以上も昔に『地方からの改革』を掲げ43歳という若さで市長に当選。
 
その後、3期目の任期中に退任し県知事選に出馬。
 
残念ながら県知事選には破れてしまいましたが、市長時代の業績が本当にすばらしかった。
 
『日本一の文化都市にしよう』という政策を掲げ、図書館ネットワークの充実や水戸芸術館の建設を実現されました。
 
市の予算の1%を館の運営にあてることとし、専属の室内楽団と指揮者を擁するという素晴らしい構想を実現させたのです。
 
所謂『貸しホール』は一切せず全てが館独自の企画による公演というの開館当時から今でもかわりません。
 
数年がかりで吉田秀和氏を口説き落とし初代館長に就任して頂いたことや、専属指揮者として小沢征爾さんを招聘したことでも知られています。
 
 
 
 
知事選に敗れた直後に病気で亡くなりましたが、まだ55歳という若さでした。
 
昨今の貧しい文教政策を嘆き、今でも大勢の人が『あの市長が生きておられたら….』と口にしています。
 
 
私も最近その思いが強く、改めて著書や追悼文集などを読み返しています。
 
 
 
読書文化の復権を / 佐川一信著
 
水戸発地方からの改革 / 佐川一信著
 
水戸の―空・風・人 / 吉田 秀和/著
 
声低く語れ / 佐川一信追悼集刊行会編集
 
 
 
調べてみたらAmazonでは売っていないものばかりですね。
 
『日本の古本屋』というサイトで見つかるものもあります。
 
もちろん、地元である水戸市立図書館や茨城県立図書館には所蔵がありますので、お近くの図書館を通して相互貸借で借りることも出来ますよ。
 
 
 
 
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並外れた情熱で舞台芸術を愛した人の孤独な人生【読書メモ】

久々に本を読んで深い感動を味わいました。
 
 
戦後の日本に世界一流のバレエダンサーや歌劇団を招聘するためにどれほどの苦労があったのか。
 
そして、その実現のためにこれほどまでも情熱と信念に突き動かされていた人がいたのだということ。
 
 
 
この本は1933年(昭和8年)生まれの佐々木忠次という凄腕の興行師の生涯を綴った伝記です。
 
エピソードのひとつひとつがとにかく凄い。
 
もちろんこのような尖った方には敵も味方も多かったのでしょうが、とにかく世界のビッグネームと関わりが次から次から出てくるのです。
 
特に私の世代にとっては垂涎もののアーティストばかり。
 
学生の頃、高嶺の花だった公演のほとんどがこの人の手によるものだったとは本当に驚きです。
 
 
凡人には想像もつかないような確かな目とカンに加え、決して決してあきらめない粘り強さのおかげで、今の私たちが世界一流の舞台芸術に触れるられているのだと感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
 
 
 
 
様々なエピソードが書かれているのですが、日本のお役人達がいかに芸術への理解がなかったかという話も大変印象的。
 
パリオペラ座が外国のバレエ団に初めて公演の門戸を開いたのが、佐々木忠次率いる東京バレエ団だったことも初めて知りましたが、それほどまでの栄誉に対して現地の日本大使館からは何の反応もなかったこと。
 
同じイベントに参加するヨーロッパの他の国は、自国の駐在大使どころかお国の王族方が国境を越えてお出ましになるほどのビッグイベントだというのに、日本大使館は主催団体からの要請事項さえもまったく無視。
 
『どうなっているんだ?』と主催者に訊ねられた佐々木さんが本当に恥ずかしく情けない思いをしたというエピソードも….。
 
 
 
 
 
余談ですが、1997年に鳴りもの入でオープンした新国立劇場が『国立』な割ににパッとしないなあと感じていたのですが、その理由というのも文化芸術をまったく理解しない政治家と役人主導でこねくりまわされた結果だったいうのも、この本の中のエピソードを読んでいるとよくわかります。
 
 
 
文化芸術に予算がつかないのは国レベルだけではなく、私の住む自治体でも全く同じ。
 
効果を数字で表せないものや腹を満たさないものにはお金を出さない。仮にお金を出したとしても、わかりもしないことに口を出しまくり….とかね。
 
日本は経済的には世界でも指折りの大国になったというのに、文化芸術面はお粗末なままなんだねえ。
 
 

孤独な祝祭 佐々木忠次 バレエとオペラで世界と闘った日本人
追分 日出子
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