先日洗濯槽を掃除したので、ふと思い立ちアルカリ洗濯実施中です。
『アルカリ洗濯』というのは、洗濯用洗剤や石鹸のような界面活性剤を使用せず、セスキ炭酸ナトリウム・過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)・炭酸塩のように水に溶かすとアルカリ性になる無機系の洗浄剤を使ったお洗濯のこと。
せっけん百科のサイトに詳しく説明されています。
実は、以前は石鹸洗濯派でした。
『アタック』や『アリエール』のような合成洗濯洗剤に比べて綺麗になるし環境に負荷が少ないのがその理由。
デメリットは洗濯物を入れる前に溶かし込みの手間かかること。
特に水温の低い冬はお湯を足さないとならなかったり。
翌シーズンまでしまっておいた衣類が油臭くて子供たちから不評だったこともあります。
事前の溶かし込みが十分でなかったり使用量の目算を間違うと石鹸カスが出るようなこともあり、上手に洗い上げるためにはちょっとしたコツや慣れが必要なのね。
外に出る仕事が続いていた当時は、洗濯機に気を配りつつ他の家事を出勤前にこなすという心の余裕がなくて挫折してしまったの。
そんなわけで、それ以来ドラッグストアによくある洗濯洗剤を使っていました。
でもねえ、梅雨時になるとタオルやTシャツから生乾きのニオイが出るんだよね。
石鹸洗濯していた頃は絶対になかったのに。
この生乾きのニオイというのは、洗濯物の雑菌が落ちきれてていないのが理由。
お湯で煮れば簡単に解消するから別にいいのだけどね。
とはいってもバスタオルやジーンズのような厚手のものは大きな鍋にお湯を沸かさねばならず、そのたびにムダな作業だと感じていました。
かといって石鹸洗濯にもどるのもちょっと億劫なので、ちょうど洗濯槽が綺麗になったところでアルカリ洗濯でもしてみるか…と。
洗濯槽の掃除にも使っている過炭酸ナトリウムなら水に溶けやすい上に長時間のつけ込みもナシということでラクチンそうだからね。
石鹸百科さんの説明とユーザーさんたちのつかいこなしっぷりをよく読んだらいつものように洗濯機に衣類をサッと放り込みスプーン一杯の粉末をサッと振りかけスイッチをピッ。
今日で3日目になりますが、こんなじめじめの毎日なのにタオルが全く臭ってこないよ。
それどころか、『そろそろ煮なくちゃ』と思っていたタオルやTシャツのニオイが消えているかも。
上の子飲食店のバイトで使うエプロンや厚手のズボンも部屋干しすると強烈に臭ってくるんだけど、連日の雨にもかかわらず全然ニオイなし。
いやあこれはやめられませんなあ。
煮洗いのガス代がかからないし、濯ぎが1回で済むから水道代が減るので金額的にも文句なし。
アルカリ洗濯だけでずっと行けるかどうかは様子を見る必要がありそうだけど、しばらくはこのまま続けてみまーす。