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バスチーって知ってる?【バスク地方】

昨夜遅く帰宅した上のムスメが『かーちゃんが好きそうなおやつ、冷蔵庫に入れておくから食べていいよ〜』。

オットと『なにこれ!?ばすちー?』『チーズケーキだよ』などと会話しているのをうつらうつらしながら聞いてはいたのですが….。

どれどれと早速今朝のぞいて見ると『バスチー』という商品名のコンビニスイーツのようです。


チーズケーキが大好物の私、朝ご飯も食べる前から、早速いただいちゃいましたよ。


まあそのおいしいこと!!!


ニューヨークチーズケーキのようなしっとりねっとりなのですが、口あたりはふわっとしていて甘さもコクも申し分なし。

最近のコンビニスーツはホントあなどれないねえ。



どこの商品かとググってみるとローソンの新商品で、バスク地方で広く食べられているチーズケーキをアレンジしたものだそう。

爆売れしているそうよ。知らなかったわ。


『爆売れ「バスチー」って何なの? ローソン史上最速で100万個を突破』





バスクはスペイン・フランスの国境の付近の地域で、バスク語をはじめとする独自の文化を持つ地方。

独立運動・スペイン内戦・ゲルニカ爆撃といった歴史のイメージが強くて、『バスク』という言葉を聞くと私はちょっと切なくなる。

20代の頃にスペイン語を教わった先生がバスク出身の方で、バスクについていろいろ話してくださいました。

私にとっては学校で教わった覚えも全くない初めて知るヨーロッパの重い歴史。

しかもスペイン語超初心者の私。英語や日本語を交えながらの会話では詳しいことがよく理解できなかったんだよね。

バスク人であることの誇りや、彼らの地域がフランス・スペインの二つの国に分断されてしまっていることを憂える気持ちだけは熱く伝わってきたことを思い出します。




チーズケーキとは全く関係ありませんが、バスク・ゲルニカというと思い浮かぶのがこちらの本。

現在と過去を行き来しながら歴史と美術が絡み合って展開する原田マハさんの小説です。

事実とフィクションの境目がわからない不思議な感覚とスピード感のある展開。

ちょっと分量はあるけれど、絶対オススメ。






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