新米がおいしい季節になりました。
いつも購入しているご近所Mさんの作る定番コシヒカリに加え、近所の田んぼを手広く請け負っているTさんから『たべてみな〜』と初めて目にする銘柄米をいただいたり、年々改良が進む北海道産米が届いたり。
米の品種や炊き方で変化するご飯の味を、家族であーだこーだ言いながら楽しんでいます。
さて、毎日のご飯を鍋で炊くようになって10年以上。
きっかけは電気炊飯器が壊れたこと。
当面のあいだ…のつもりで鍋で炊いたら、そのおいしさにビックリ。
手探りだった水加減・火加減も2〜3日でほぼ問題なし。手間がかかるかと思われがちですがちっともそんなことありません。
逆に炊飯器を置いていたスペースがあいて作業がしやすくなったり、内釜の目盛りに縛られながら計っていたお米の量も、その日の腹具合で微妙に調節できたりといいことずくめ。
それから毎日毎日おいしいごはんを炊いてくれているス鍋は、30年近く前にロサンゼルスのヤオハンで買った↓こちらのもの。この重さと厚みから、多分ステンレス-アルミの多層鍋。
そのときは用途にこだわらず単に鍋が欲しかっただけなので、値段の高さに悩みつつ購入。
でもね、こうして長年使い続けてみると炊飯用に考えられた実に良い品物だったと分かりました。
お鍋ってたいてい底と側面の境目がカチッと立ち上がっているものだけど、丸底の珍しい形で蓋も内側に1cmほど下がっていて吹きこぼれにくい設計。
蓋のつまみの脇に小さな穴があり、つまみにくっ付いている部品をクルクル回すとその穴を閉じたり開けたりできる芸の細かさ。
日本に持ち帰る時に蓋のつまみを壊してしまい、蓋はその後は使わなくなってしまいました(写真に写っているのはその後オットが手近にあるものをつけてくれたもの)。
替わりに羽釜用の分厚い木蓋を使い続け、その炊飯スタイルが長年定着。
2人の子供たちも、小学生の頃からそのスタイルで上手にご飯を炊いてくれています。
それが、数年前から鍋本体の持ち手のネジが緩むようになってきたんですよ。
締め直しても1度火にかけるとすぐにグラグラになるので、使うたびに小さなネジ回しで締め直さねばなりません。
毎日のことですから、面倒くさがりの私には結構つらい。
新しいのを買う?と思ってもそう簡単に気に入るようなものが見つからない..。
買うからには、今使っているものより炊きにくいのはイヤだし〜と炊飯鍋を求める迷路にハマり始めます。
長くなってしまうので続きはまた明日。
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