学校再開に思うこと



全国全ての地域で緊急事態宣言が解除され、お祝いムードの報道があふれています。


久しぶりに登園・登校したこども達へのインタビューでは『お友達に会えて楽しかった』『みんなでお勉強できてうれしい』というコメントが。




このような報道を見聞きすると『学校に行くべき』『行けるのがよいこと』という大人の思い込みが透けて見えちゃう。天の邪鬼だから。




夏休み明けにこどもの自殺者数が突出することを考えると、そんな風には思わない子もたくさんいると思うのだけどね。

【18歳以下の日別自殺者数(平成27年版自殺対策白書(抄)) 】 (PDF:83KB)
(平成30年11月29日 児童生徒の自殺予防に係る取組について(通知)より参考資料)



このようなインタビューを受けて『学校始まらない方がよかった。おうちにいたほうが好きなお勉強がたくさんできた』なんて答えるこどもはいないでしょう。

仮にいたとしても編集でカットでしょうね。


なんとも予定調和な印象が拭えません。




もちろん今の教育システムでは、教室で複数の子供たちと教師が毎日集団で過ごすことで最良の教育効果が出るようになっていると思うので、全面的にこの仕組みを批判するつもりはありません。


ただ、不登校生徒が増えていたり通信制高校を選択する生徒が増えていることを考えると、このシステムからはじき出されている子が多いのも事実だと思います。




今回の休校への対応で、『家で勉強するこのシステム、意外といいじゃん。毎日毎日学校に行く必要ないかも?』と思った子供たちや保護者もいたのではないかしら?


我家はまさにそうでした。



別に学校がイヤで仕方ないという程ではないけれど、自転車や電車を乗り継いで登校することや街の人ごみを歩くこと、先生のペースで進められる授業をただただ受身で聞いているのがストレスなのだといううちの子。



与えられた課題を自分のペースで進めるやり方の方がむしろ自分には合っていると感じたようです。


授業は動画、課題は自宅でも学校でも任意の場所でこなし、必要とあらば登校して先生に質問できる仕組みならいいのになあ、なんて言っていました。



動画授業なら何度も繰り返して見ることができるし、同時並行で教科書を読んだりネットで調べたり納得いくまでやれるんだよね。むしろ、やるしかない状況に置かれたということでしょうかね。




ゆとりある時間のありがたい副産物もありました。


茶の間に居る時間は延々とスマホを眺めているので『まったく〜!』と思いながら様子を見ていたのですが、ゲームや動画で遊んでいるだけではなく、ツイッターのトレンドから世界各国のパンデミック対応や日本の検事長定年延長のような時事問題に触れ、自分なりに考えるところもあったようです。


時間がたくさんあることで深く考えることもでき、文句を並べるだけではなく親(=大人)の都合や社会の仕組みとの擦り合わせなど難しい面があることも知り視野が広がったよう。





小・中学生と高校・大学生とでは事情がかなり異なりますし、部活動など他の視点で考えることもたくさんありますが、今回の件をきっかけに教育のあり方がもっともっとフレキシブルになったらいいなあと感じています。






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