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ふらふらとよそ様のブログやフェイスブックなどを覗いていると、複雑な思いになることがよくあります。



今朝もそのようなことがあったので自営業者の妻として感じたことを書いてみたいと思います。





所有するアパートの雨樋(2F)が落ち葉などで詰まったので、管理会社を通して業者さんに見積を頼んだら49,500円だったが高いのではないか?



という内容です。





私は『妥当』と思いました。もちろん自分の家の雨樋掃除にこの金額を出さないと思いますが、きちんとした業者さんが出す見積としては納得できる金額。



今の日本で一番高いのが人件費です。


発注側の所有者さんは『20〜60分の作業』と見積もっておられましたが、たしかに樋のゴミをかき出す正味の時間は確かにそんなものかもしれませんね。



でも、道具をトラックに積んで現場に行って、周りを汚さないよう養生をしてから作業。最後は周囲に散らかった泥などを掃除したり壁にはねた泥水を拭いたりすることまで考えると半日仕事かしらね。


職人が半日作業したら日当は1万円ではすまないと想像します。


2階屋根での作業ですから場合によっては高所作業車をレンタル。


職人さんを手配する工務店も、もちろん幾分かの取り分を上乗せするでしょうしね。


距離に応じて交通費も考えなくちゃだし場所によってはコインパーキング代なども。そして10%の消費税。



現場を見ずに見積作成する場合だと予想外のことに用心して高め高めの計算となりますし、現場をちゃんと見に来てから頼むよ!となれば人が動くことになりますからやはり人件費を考えるよね。





などなど考えると49,500円は妥当だと感じた次第。何度も言いますが自分が自宅の樋掃除にこれだけ払うかは別問題ね。



日曜日で家にいるオトーサンに頼んだり、親戚や親しいご近所さんに頼むのとはワケが違うのです。時給1,000円のバイトさん1人で行かせるというわけにもいきませんしね。


小さな仕事ほど、業者さんに頼むのは割高ということですね。




その話題にはいくつかコメントがついており、中には『悪徳業者なのでは?』なんていうものもありましたが、一番最後に『これってうちのことだよね』と思った業者さんが見積の根拠を書いた長いコメントがありました。





その業者さんからのコメントにはご本人の返信がなく、最終的にその業者さんに頼んだのか他のもっと安い業者さんを見つけたのかわかりませんが、コトの顛末がちょっと気になります。





管理会社が、樋に詰まった落ち葉掃除にはオーバースペックな業者さんに見積依頼してしまったということなのかもしれませんね。







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