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映画と音楽と少年たち



NHKの朝ドラ『エール』。


先週は、主人公のモデルとなった古関裕而さんが作曲した『若鷲の歌』にまつわる話が中心でした。


通称『予科練の歌』で、私より上の世代であれば一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。



『決戦の大空へ』という1943年の戦争映画の中で使われ大ヒットしたそうです。



この映画はWikipediaによれば

帝国海軍少年航空兵を育成する予科練の生活と訓練、倶楽部の一家との交流を描く。昭和17年のハワイ・マレー沖海戦に引き続き、土浦海軍航空隊の全面的な協力を得て撮影されている。挿入歌『若鷲の歌』は大ヒットを記録した。


朝ドラ『エール』の中でも、近所に住む少年がこの映画と歌に感銘を受け、予科練に入隊を決心する場面がありました。


この歌と古関裕而さんのエピソードが茨城県阿見町にある『予科練平和記念館』のブログに記されています。

【関裕而さんと阿見町】









実は、今年91才の義父もこの映画に感化されて予科練を志した少年のひとり。4年前に自費出版した自分史第一弾が、予科練時代の数年間をまとめたものなのです。

自分史の編集作業をしています。 あ、私自身のではないです。義父の2作目。 実はオットが10年前位から頼まれていたのですが...


『七つボタンは桜に錨』という歌詞からこの音楽が始まるように海軍の象徴であった桜と錨のモチーフ、本のタイトルもそこから発想してつけたようです。




当時の少年達の様子や志願のきっかけを綴った文章の中にも『決戦の大空へ』や『若鷲の歌』が登場します。


自分はバリバリの軍国少年というわけではなかったのに、映画に感動し音楽に心を動かされ『カッコいいなあ』と憧れの気持ちが湧いたそうです。


当時の軍の思惑にうまくのせられてしまった、と書いています。




合格したら当然辞退など出来るわけもなく、命ぜられるままに厳しい訓練の毎日を過ごすことになり、身体が小さく運動の得意でなかった義父には辛い毎日だったそうです。



Youtubeに『決戦の大空へ』がフルバージョンアップされているのを見つけ、昨日はオットと全編見てしまいました。

【決戦の大空へ】(昭和18(1943)年9月)


今の時代の感覚からすると、どうしてこの映画で少年達が戦争へ駆り立てられてしまったのか不思議になりますが、当時は大勢の少年達が心を揺り動かされたのですよね。




国策・報道・教育..、全てが混じり合って醸成される時代の空気というのは恐ろしいものだと感じます。






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