先日の『あさイチ』プレミアムトークに出演していた、”伝説の家政婦”ことタサン志麻さん。
『プロフェッショナル仕事の流儀』にも出演されていましたね。
家族4人1週間分の食事を3時間で◯◯品目料理しちゃう、なんていう料理力や、簡単で美味しいレシピはもちろんですが、私が一番感服したのは『訪問した家庭に用意してあるものだけで作る』ということ。
食材・調味料・調理器具の全ては訪問先のものを使うのでマイ道具は何も持って行かないんですって。
依頼者宅に到着したらまずはキッチンをチェック。
冷蔵庫、食在庫の扉を全て開けて眺め、それから何を作るのか考えるとのこと。
依頼者は志麻さんが来るのに合わせて予め食材を購入するのでそれなりの種類と量が用意されていますが、調味料は家庭によって偏りがありそうですよね。
VTRでは砂糖壷の砂糖がゴリゴリに固まっているのを見て『このお宅は砂糖をあまり使わないのだな』と瞬時に判断し、甘味を控えた味付けにするという場面が流れていました。
鍋のサイズや包丁・フライパンなど家庭ごとに使い勝手が違うでしょうに、弘法筆を選ばずとはこのこと。
唯一持ち込むのは人参ラペを作るのに使うスライサーだけだそう。
番組を見終わってから、我家の冷蔵庫と調味料類を眺めたら志麻さんはどんなものを作ってくれるかなあ…と思ってしまいました。
和食はさほど作らない家庭だとすぐに気付くはず。買い置きの缶詰や調味料を見て「イタリアンとエスニック・中華が好きかも」と思うかな?。
そのストックぶりからバター好きもバレるな。
そんなことを想像しながら食品棚を眺めていたら、開封して何年も経ったスパイスや使い勝手の悪い小分け瓶などが目に入り思いがけず棚の整理。
毎日小さな『イラッ』を感じていたものの置き場所を変えてみたり、輪ゴムやクリップで袋を閉じていたパン粉や出汁パックなどを密閉容器に移し替えてみたり。
袋の口を折り曲げて輪ゴムをかけたりクリップで閉じたり、ファスナーをプチプチっと閉めたりする動作、毎日当たり前のようにやっているけれど、ワンアクションでサッと使えると爽快!
それに、使いかけの袋を輪ゴムでぐるぐるに丸めるよりも密閉容器に入れてラベリングするほうがずっと見つけやすい。
乾物などを形のそろった容器に入れ替えるのは場所を余計にとってしまいそうで避けてきましたが、考えようによっては容器を決めてしまえば残量にかかわらずスペースを確保しておけるということ。
中身が減ってコンパクトになった袋を探すのに手間取ったり、あるはずのモノが見つからず無駄に買い足してしまったりということを避けられるのかもしれません。
我家の場合は棚の奥行きが深めで場所も暗いため、小さなスパイス瓶や製菓材料などがごちゃついて探しにくいのが悩み。
扉を全部開けて眺めれば家族以外の人でも迷わずに料理ができるキッチンを目指して、もう少し工夫をしてみようかな。
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