入社早々コロナ禍に見舞われ、研修もなし週1〜2回の出社で自宅待機の日々が続いた上のムスメ。
感染者数の第2波が落ち着いた頃に東京での研修があったそうです。
研修もオンラインにしたところが多い中、田舎から東京にわざわざ行くなんて驚いちゃいました。
しかも会社から出る出張費は微々たるもので、交通費は高速バス換算、スズメの涙の宿泊費・出張費では、安いビジネスホテルとコンビニごはんでも持ち出し必須の金額だったそうです。
出張が多かった翌月のお給料が楽しみだったバブル入社のハハとは雲泥の差。
そんな懐事情の中、出張明けの日が休みだったのをよいことに延泊してきたそう。
『帝国ホテルに泊まってきちゃった〜♪』ですと。
もちろん自費。
GOTOトラベルを利用し地域なんとかクーポンをもらったら、実質的には安めのシティーホテル並の支払で済んだというのですが、いや〜度胸あるね。
お出掛けといったら森の中のテント泊か親の友人宅で雑魚寝という環境で育ったあなたがねえ。
話を聞いていたら、場違いとも思える若造でも気後れしないような温かいサービスをしてくださった様子が目に浮かびました。
フロントマンだけでなく廊下ですれ違う裏方のスタッフさんまでもが、言葉遣いも立ち居振る舞いも素敵だったと熱く語っていましたよ。
地方都市とはいえ、紳士淑女がご利用になる場でサービスを提供する仕事に就いたムスメ。
我家では縁のないような層の方々と接する機会も多いので、一流のサービスってどういうものなのか経験してみたかったのだそう。
仕事に役立つこともあるだろうと、格式のあるホテルに泊まり老舗百貨店を歩き回って1日を過ごしてきたそうです。
この夏にはお料理教室にも大金をつぎ込み今度は帝国ホテルとは。
驚いたり感心したり。
貯金もしなさいよ! なんてつい余計なことも言ってしまいそうですがグッと飲み込み見守るのみ。
戦中派に育てられたバブル世代の親だからね、余計なことは言わない言わない。
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