5人以上の会食を追求されたりGOTO停止についての菅首相のコメント。
周りに責め立てられて一応謝罪して見せている、という印象が拭えません。
そもそも国民の誤解を招くような..って、何をどう誤解なのかしら。
『高齢者大人数で会食しても対策がしっかりした店ならばOK』だよって見せたかったのに、国民からはそう受取ってもらえなかった、つまり【誤解された】とでも言いたいのかしらね。
GOTO停止についてのコメントも、年末年始の帰省にGOTOを利用しようと楽しみにしていた皆さんと、手間をかけさせる関係業者に申し訳ないって、まるで感染が勝手に広がってしまって仕方なく停めることになってしまったような印象。
なんだか人ごとね〜って感じ。
専門家が再三お願いしていた状況を無視してモタモタした結果、12/28日からストップさせるなんて最悪のタイミングとなった不手際を謝るべきなのでは?と思っちゃう。
業界なのか党の大物なのか誰に気を遣っているのか知りませんが、どちらにしても視線の先に見えているのは感染終息を願って努力している国民達ではないようです。
百歩譲って『自分のせい』でなくとも、謝罪の言葉を述べるならもう少し上手にやればよいのに。菅さん、謝罪ベタだなあ。
なんてことを思ったのは、昨日自分がお客様に謝罪するハメになったから〜。
予約されたものを受取りに来たお客様に、棚に用意してあったものを手渡したのがたまたま私でした。
お渡しした後しばらく経ってから、私のところへ『これ、頼んだものと違います』と戻ってこられたの。ひ〜!。
添えてあった伝票と現物は一致しているので、考えられるのはシステムへの入力ミス、またはお客様の勘違いや記入間違い。
まずは確認せねばと、受付時に預かった予約用紙を探しに慌てて事務室へ走ります。
膨大な束から用紙を見つけると、あああ〜、やっぱりこちらのミス!!
『もう〜、誰よ〜入力したの(泣)』と思いながらも、ここは私が謝罪するしかありません。
預かった受付用紙をお見せしながら、お客様の記入した情報をこちらがシステム入力する際に数字を間違えて入力してしまったことを謝罪。
すぐに手配し直すので数日お待ちいただくようお願いして一件落着です。
たいした場数を踏んでいるわけではありませんが、このようなケースでは言い訳めいた余計な言葉を差し挟まないことが何より重要。
つい、なぜこういうことが起きたのか説明したくなってしまうものですが、先にその説明を始めてしまうと言い訳と受取られ余計に相手の気分を害してしまうので、まずは謝るのが先。
説明が必要であれば、相手の怒りが納まり場が和んだタイミングでコトの経緯を伝えます。
言葉のチョイスと説明(言い訳?)のタイミングを間違わず、誠意を持って説明すれば怒り続ける方はあまりいないと思っています。
理不尽な怒りをぶちまけているオジサマでも『しょうがねえ、ここらで手を打ってやる』という態度に変化するもの。
そういう意味で政治家って、言葉のチョイスも説明も上手な方がいないなあ…と思うのです。
我々国民の怒りのツボがわかっていないというかね。
様々な立場や都合があるのもよ〜く分かる。あちらを立てればこちらが立たないことだってあるよね。
国民全員ニッコリなんて不可能なのは百も承知。
そこをメンツだの忖度だのにふりまわされて誤摩化そうとするから腹が立つ。火に油を注ぐような説明しちゃう人、多いよねえ。
5人以上の会食だろうがGOTOゴリ押しだろうが、本当に必要なことだったのならぶっちゃけて誠心誠意説明すればいいと思うの。
感染拡大が下火にならず国民がピリピリしているタイミングで『ガースーです〜』なんてネット民のご機嫌とっている場合じゃないのよ。
人心を掴むセンスのなさにがっかり。
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