お金とは?
金利とは?
株ってそもそも?
円高・円安って?
デフレインフレ、どっちが良いの?
などなどお金の仕組みや流れの基本が授業形式で解説されています。
道徳の教科化なんかするよりも、こういうことを中・高校生のうちに学校できちんと教えるべきだと思うわ。
私が読んだのは2011年の秋に出版された初版。
東日本大震災のときに日本と世界で経済がどのように動いたのかという解説は面白かったけれど、その後10年で世の中の情勢は大きく変わりましたからちょっと物足りない部分もあります。
その後2019年に改訂新版が出ていますが、残念ながら2020年のコロナショックには間に合わなかったね。
とはいえ、日常的にニュースなどで耳にする経済・金融の基本的な事象について上手な言い回しで分かりやすく説明されているので、これから投資を始めようという方には超オススメ。
私もこの本を読んで、分かっているようで分かっていないことや今までなんとなく聞き流していたことがたくさんあることに気付きました。
ちなみに国債金利の解説が目からウロコだったよ。
先日アメリカ国債の金利が急に上がったこと、それに連動して株価が乱高下したことのカラクリが理解できてスッキリ。
もっと詳しく解説して欲しい部分や、『あれ?ホント?』と思うような部分もありましたが、まずは入門書としてお金や金融商品のことを広く大まかに知るのにはピッタリ。
実際に投資を始めてみようと思ったら、株・投資信託・FXなどそれぞれの分野ごとの解説本を読むというのがよさそうです。
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