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素晴らしい文化を育てた土地の人々を想う



絵本好きさんや司書さん界隈で話題になっているこちらのウクライナ民話。

品薄なのか、これまたとんでもない値段につり上がっているね。「大型本」と表示されている方が福音館が出版する普通の絵本サイズ。CD付のほうは出している会社が違うので念のため。


ロングセラー絵本なのですぐに増刷されるとは思うけどね。福音館さん、この本の売上(の一部でもいいけど)をウクライナから避難する方への援助に使うなんてことしないかしらね。


昨日はNHKニュースでも取り上げられていましたね。

【NHK】ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、日本でも親しまれてきたウクライナ民話を元にした絵本が話題となっていて、東京都…



色合いが地味でパッと見が古くさいので自分から喜んで手にとることは少ないけれど、よみきかせなどで多くのこどもたちが一度は目にしていると思います。


表紙を見せるとちょっとガッカリな表情のこどもたちも、読み出すと「次は、次は?」とどんどん引き込まれていくの。不思議と何度も読みたくなってしまう、噛めば噛むほど美味しい系の絵本。




我家の18歳も、ニュースを見ながら『あ〜、これね。冬にテッパンのやつだ。』と思い出していましたよ。ウクライナ民話だと知り、このところの世界情勢と絡めていろいろ感じるところもあったようです。




北欧もそうなのですが、ロシアや東ヨーロッパというのは寒く暗い季節が長いからでしょうか、何気ない物語の中に助け合いや思いやりの大切さが描かれる滋味深いお話が多いような気がします。


『おおきなかぶ』や『三びきやぎのがらがらどん』もそうだよね。






文学方面だけでなく、チャイコフスキーやラフマニノフ、ムソルグスキーを始めとする多くの作曲家、ボリショイやマリインスキーのバレエ団など、たくさんの素晴らしい芸術文化を育んだ彼の地の人々が武力で血を分けた兄弟のような土地に攻め入っているのかと思うと、本当にやるせない。


今回のやり方には憤懣やるかたないのだけれど、あの素晴らしい芸術文化については「それはそれ、これはこれ」ですよ、私はね。


だって太平洋戦争時下の日本のように『ロシアの文学や音楽、バレエの世界に触れることは禁止!!!』 なんて状況を想像したら心底ゾッとするもの。





日本を含む西側諸国からの経済制裁もどんどん厳しいものになっていて、そこまで追いつめるのもどうなのよ…という気分にすらなるここ数日。


もちろん国力の大きさを考えれば、武力で攻め込まれている小国をバックアップするのは当然のことだとは思うけど、北風を吹かせ合っていてはお互いに深く傷つくだけなのに。



彼の国の大統領の振り上げた拳をそっと降ろす気にさせる妙案はないのだろうかと思う毎日です。







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