連休前にこんなものをポチッとしてありました。
絵の方面はセンスゼロの私でもボタニカールアートを楽しめるかも?…なんてムシの良いことを思った話はコチラ。
テスト前になると急に部屋を片付けたくなったりレポートの〆切前なのにお菓子を焼き始めてしまったり、何かに追われている時に限って関係のないこ...
届いた時はバタバタしていたので封も開けず放置してあったのですが、連休も終る頃にさてさてと封筒から取り出してみると….。
あらビックリ!!
最初は「ずいぶんと見づらいレイアウトだな〜」なんて呑気なことを思っていたのだけれど、
どうにも違和感。パラパラしてみると最初の8ページ分だけノンブル(ページの数字)が上についていてそれ以降は下側についている。
Amazonの商品紹介に掲載されているページを見比べてみたらやっぱりおかしい。
え〜、せっかくヤル気出したところなのに..とガッカリ。
あきらめてこのまま使うかAmazonで返品するかぐだぐだしていたのですが、奥付のページに「落丁・乱丁は買った書店または弊社まで」的な記載があったので、出版元のwebサイトからお問い合わせのメールを出したところ、休み明けすぐに出版元の方から電話がありました。
webから問い合わせたからお返事もてっきりメールかと思っていたので驚いちゃった。
大変丁寧なお詫びの言葉をいただき、すぐに良品を送りますとのこと。また乱丁本は印刷製本の会社に見せたいので同封する返信用封筒で送り返して欲しいということでした。
その電話の翌日には宅配便で良本が届き手書きのメッセージが添えられていました。
対応してくれた方は電話の声から想像するには20〜30代の女性。一連の対応がとてもスマートで、乱丁本を手にしてしまったガッカリ感はすっかり帳消し。それどころか逆に良い気分にさせてもらっちゃったよ。
メールではなく電話、しかも変に丁寧すぎるマニュアルっぽい言葉遣いでもなく自然で過不足のない謝罪のことばと返送依頼の仕方。
実際には製本会社に現物を見せるなんてしないと思うのですよ。出版社としては乱丁本は回収してしまいたい、なんなら乱丁本交換詐欺(?)でないことを確認したいから穏便に返送してもらいたいだけかと。
そこを、お詫びを入れつつも相手に不快感を与えず依頼する言葉選びに「なるほど〜」と思わされました。
手書きの一筆箋もすごく達筆というわけではないのだけれど、流れるような文字がバランスよく配置され文字を書き慣れている感じ。
出版業界に身を置いているということもあるのでしょうか、言葉の扱いがこなれていて数行の中に人柄がしのばれるような書きぶりがとっても好印象でした。
落丁本にガッカリ〜な話ではなくて、出版社の交換の対応が素敵だった話でした。
お次はこのシリーズで美文字の練習でもしようかな。
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