朝一番での松島ドライブから仙台市内へ戻ったのは11時半頃。
かなり道路も混雑しはじめていましたが、次の目的地『アンパンマンミュージアム』は昨夜泊まったホテルのすぐ近くということで場所がわかっていたので、道順などはあまり心配せずワクワクした気分で向かいます。
ミュージアムの駐車場が一杯でも近所にコインパーキングがたくさんあったしね〜♪。なんて油断していたらとんでもない!
国道からの曲がり角の信号が渋滞していてミュージアム方向に曲がれないんです。あわてて次の信号まで行って遠回りしながら空いているパーキングを探しますがどこもかしこも満車です。
結構な距離のパーキングから、小さいお子さんを連れたファミリーがたくさん歩いてきます。さすが連休、アンパンマンの威力を少々見くびっていました。
ひえ〜どうしよう〜と思いながら大通りを反対車線にUターン。
どうしたものかと思案しながらパーキングを探すと空車表示が目に入り、すかさず入庫。ミュージアムからワンブロックほどの場所に無事駐車することができました。
到着するとミュージアムに入場するための長い行列ができています。
私たちはショッピングモールだけが目的だったので、並ぶこともなく入ることができてまずはひと安心。
中には子どもさんにちょうど良いサイズの小さなショップが並んでいます。
ぬいぐるみ屋さん、お洋服屋さん、雑貨屋さんやヘアーサロン。どこも可愛い〜。
ここでしか買えないオリジナルグッズなどもあって、小さい子がいなくてもいろいろ欲しくなってしまいます。
こどもが小さい時だったら、見るもの見るもの『買ってかって〜!!』と大騒ぎだろうな〜なんて思いながら見て回りました。
外にはジャムおじさんのパン工場があり、登場人物たちの顔をしたパンがずらりと並んでいます。店員さんが『◯◯マンの顔が焼き上がりましたよ〜!』と言いながら焼きたてのパンを並べているのが楽しい。
どれもこれも可愛くて、全部欲しくなってしまいましたが、そこは大人なのでグッとこらえ『アカチャンマン』『カレーパンマン』『ホネホネマン』の3つとブリックパックのジュースを2つをお買い上げ。
顔がくずれないよう、ケーキのような箱に入れてくれました。さすがです。
大満足したところで次は『せんだいメディアテーク』へ向かうことに。
定禅寺通り沿いにあることはわかっていたので、ぐるりと回り込んで駐車場を探します。
施設にも駐車場があるとのことでしたが立体駐車だとゲート高さが心配。
平面のコインパークに停めるつもりで近くまで行ってみると、地下駐車場の入口が見えて『高さ制限2.3m』の表示が出ていたのでそこに入れることにしました。
地下への通路は幅が狭く坂が急でしたが、行って見るとガラガラです。駐車場からはガラス張りのエレベーターで建物の中に直接入れるようになっています。
ほ〜オシャレだ。
全体がガラス張りになっており、内部はチューブ状のねじねじした柱の集合が一本の大きな柱の役割をしています。
この建築、梁がないのが特徴なんだそうです。
まずは外観をカメラにおさめてから改めて中へ。
トイレもオシャレ
児童室の案内
全体にモダーンな建物でガラスの透明感と白い壁や書架がとても近代的な雰囲気です。
図書館部分は、ガラス張りの内側に壁が設置されていて天井近くと足下だけがスケルトン。ですので直射日光に本がさらされる心配はないよう配慮されていると感じました。
ソファやサイン表示などが赤で統一されておりアクセントカラーになっています。
エスカレータとエレベータが完備されているし、書架の間隔も広々としていてとても心地よい空間です。
写真は撮りませんでしたが、新聞や雑誌用の書架がスケルトンなのも印象的でした。とっても未来な感じ。
ジャムおじさんのパン工場で買ったパンを食べたかったので、受付の方に飲食が許可されている場所を訪ねると、定禅寺通に面したガラス張りのホールで可能とのこと。
『カップラーメンやカップスープなどの汁物はご遠慮頂いております』ということばにちょっと笑ってしまいましたが、ちょうどソファが空いていたので買ったばかりのパンをそこで食べることにしました。
お昼過ぎの時間帯とあって、他にもお握りなど食べている方が結構いらっしゃいました。
ちなみに建物の外観や内部は撮影OKですが、受付でこのようなシールと注意書きをいただきました。
シールを見えやすい位置に貼り、フラッシュ禁止、人物が写らないよう配慮を求められています。
図書館ですからね。プライバシーへの配慮は厳重に。
なので内部の撮影は実質的に難しいです。
特に混雑しているとどうしても人物が入り込んでしまうし、書架を撮影すると出版物の表紙がどうしても入ってしまいますからね。
このメディアテーク定禅寺通の並木との組み合わせがとても美しくて、外観のインパクトだけではなくて内側から見る外の景色も美しいです。
アートにも文字文化にもとても開かれた空間で、仙台という街にぴったりな素敵な空間でした。