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「社会の複雑さ・理不尽さに向き合う力を持ち合わせているか」と自分に尋ねてみる朝。



「刑務所に入りたかった」と見ず知らずの中学生を背中から切りつけるとか、2歳児をベビーサークルに閉じ込めて泊まりがけで遊びに出かけるとか…。


なんなんだよ、この世の中。



ってため息をついていたところに、とうとうこんな事件が。




この件を「暴力による言論の封殺」とか「民主政治への冒涜」の方向性で論じているだけでいいのかねえ、 と思っています。


もちろん理想はそうなんだけど、何か違う、もっと深いところに共通の根っこがあるような気がするんだけど…ともやもや。 



犯行動機や犯人のひととなりも明らかになっていないので迂闊なことは言えないれど、彼個人の罪に落とし込むことで終わりにしてしまってはいけないと感じています。



行き過ぎた自己責任論や格差の広がり、自分の力では解決しようのない社会への絶望感がたまたまこんな形で暴発しただけではないのかと思ってみたり。


ちょうど先日読んだこちらの本と重なります。



毎日ダルダルでやんす。冷房ガンガンの中でうたた寝なんかしているせいかしらね。 無理ゲー社会 (小学館新書 た 26-2)著者 :...
 



民主的な手法で社会へ向けて自分の意見を表明したり、解決の道を探す方法を知らないのか諦めてしまっているのか…。


今回の事件に限ったことだけでなく身近なところでも、自分の幸せを求める手段が短絡的になっていると感じることが増えています。他人を貶めたり傷つけたりすることで相対的に自分を満足させるというか。



人が成熟するというのは「複雑化」することであり、それを支え促すのが教育・学校の役割だよね。という内田樹先生の本を読んでいるところ。






社会や人間関係の複雑さ・理不尽さに向き合うための正当な手段をどれだけ多く持ち合わせているか、というのもまた人としての成熟なのかなあ…  と、ぼんやり思う夏の朝。







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コメント

  1. タカハシフタバ より:

    LEEちゃんお久しぶり
    お元気ですか?
    うちは大きな仕事も春先に終了して待っててもらったオーダー製作をボチボチしながら
    中途半端だった家を完成させるため作業を進めています。
    私は大学の役員やっていたり、他の仕事もあるので時間のある時に壁を塗り塗りしたりしています。
    なんだか耕也君といっちゃんと平和な日々を過ごしています。

    最近本当におかしな事件が多いね。
    私もそう思います。
    うちは次男が繊細で色々抱えているものもあってね、もしかしたら寿命も短いのかな・・って離れて暮らしているからか朝晩心配で、実はかなり悩んで涙が止まらなかった時期もありました。どうしてもっと早い段階でって自分をかなり責めました。
    自分のことならいくらでも耐えられる方だと思うのだけど、なかなか息子のことは難しいです。耕也君も色々抱えていていまだに病んでいる時もありますが、やはり夫婦だからなんとなくフォローできるんです。
    これがもし娘だったら抱きしめてあげられたかな、とか色々考えちゃって。
    でもここ1年ほどかなり色々話して、専門的なことも毎晩勉強してきちんと向き合うようにしたら、少しづつ良い方向に向かっています。
    心理学科だけど大学卒業後はずっとやってきた創作の方に力を入れていく予定。
    作曲やアニメの作画やゲーム制作など幅広くやっていて、結構ファンも増えています。
    やはり今回の阿部元総理の件も他の奇妙な事件も、早い段階で何とかできなかったのかなと思います。
    家族じゃダメだったら周りの近い人がなんとか無理にでも関わらないとこういった事件は減らないだろうね。
    息子の病みと向き合ってきて、本当に人間は面倒くさいと感じますが、人間が壊れていきそうな時やおかしな方へ行っている時はきちんと向き合えばわかります。
    今の時代便利で情報が氾濫していて逃げ道も沢山ツールがあるんだけど逆に孤独。
    有名人の突然の自死もわかるような気がします。
    他人を殺すか自分を殺すかです。
    それだけ追い込まれている人がたくさんいると思います。

    • LEE より:

      ふたばちゃん、コメントありがとう。

      本当にお久しぶり。耕也さんといっちゃんとの穏やかな毎日の様子にほっとしています。
      女親にとって息子というのはどこまで踏み込んだらよいのか難しいのかもしれないね。まあ、娘は娘でつい自分のことのように熱くなり過ぎて反省することも多いのだけどね。

      >他人を殺すか自分を殺すか
      気持ちが後ろ向きになったとき、ぱっと気持ちを吐き出す相手が近くにいるかどうかは大切なことだね。
      ふたばちゃんの息子くんは、取り返しのつかないところにたどり着く前にお母さんの顔を思い浮かべてくれるよ。両親の背中からたくさんのことを学んでいる彼らが大きく道を外れることはないと思うの。

      今の時代は親もわからないことばかり。とにかくたくさん話をするしかないなあって思ってる。うちの子どもたちは学校の勉強は苦手だけれど、世の中のことや人間についてあれこれと考えることが好きなので、日常の些末な話題からいろいろと話ができるのが救いかな。自分たちの若い頃に比べてとっても繊細で脆いのが心配になるけどね。

  2. たかはしふたば より:

    LEEちゃんありがとう
    そう言ってくれるとまた進めそうです。

    そうだね~やっぱりなるべく本音で弱音を吐ける存在ではありたいよね。
    私たち夫婦は本当に屈折しながら来てるから、時には失敗したり滑稽だったり見せたくないことも子供に見られちゃってます。
    でも社会に出ると格好の良いことだけじゃないから、そういった姿もある意味励みになるのかなって思います。
    彼は昔から自信がなくてそれこそ脆くて自分のことで精いっぱいなのです。
    でも真面目だから今でも認められようと一生懸命です。
    息子たちもそういった父のこと全てわかっていて私に色々話します。
    だから私たち夫婦の尊敬できないところは宿命だと思って、良いところは糧にして乗り越えていってもらいたいです。

    LEEちゃんちは二人とも可愛いよ❣
    LEEちゃんが冷静に理性的に受け答えしている姿が浮かびます。
    変態野郎にはくれぐれも気を付けてやってね。

    • LEE より:

      ふたばちゃん、おはよう!

      私が理性的に話をするのは子どもにとってはおもしろくなかったよね、きっと。
      正論は横に置いて、まずは全部うけとめてあげることをもっとしてあげればよかったなあ、と反省しきり。
      最近ではふたりとも大人になって意見が食い違ってもガッチリ主張してくるので、こちらが教えられることも多いわ。

      >私たち夫婦の尊敬できないところは宿命だと思って、良いところは糧にして乗り越えていってもらいたいです。
      本当にそうだよね。うちも「んもう〜!うちの親ってば、なんでこうなの!?」と思うことだらけだったと思うけど、良いところも悪いところも自分の肥やしにしてくれ〜って感じよね。
      自分の中にも親にソックリなところがあるのに気がついてしまっていて、かわいそうでもあるけどね(笑)

  3. たかはしふたば より:

    なんだかさあ
    子どもが感情をぶつけることができるのは結局母親というのが理想かもね。
    そう思うとやっぱり感情的より理性的の方が絶対良いと思うな~
    母親も人間だから全部受け止めるなんてできないよね。
    それでも意見食い違っても何言っても親は最終的には尊重してくれる。
    世間はそうはいかないから母親で練習してくださいなって感じかな。
    そういった意味では親も一緒に成長させてもらってるのかな。
    もう少しお互い頑張ろう~💪

    • LEE より:

      ふたばちゃん、おはよう〜。

      子どもにとっての父親ってちょっと緊張感があるかも。女の子でも男の子でも。
      女親はなんだかんだまるっと受け入れてしまうところがあるものね。
      家の中・家族同士でせいぜい練習して、世の中を渡っていって欲しいものだわ〜。