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『トイレで受け取るのが当たり前になる社会』へ一歩前進。



イオンモールの女性用トイレ個室に、生理用ナプキンを無料で受け取れる装置(?)が設置されていることに気づきました。


多分この記事にあるもの。

【読売新聞】 女性用トイレで生理用ナプキンを無償で提供する実証実験が10日、イオンレイクタウンkaze(埼玉県越谷市)で始まった。トイレ個室内の装置に、専用アプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすと、生理用ナプキンが1枚受け取


イオンモールのwebサイトで施設の案内をチェックしたら、【OiTr(オイテル)】という製品だそう。使い方の仕組みはこんな感じ。

生理用ナプキンを無料で提供するサービス「OiTr(オイテル)」を導入いたしました。
(1)個室トイレの壁に掲示してあるQRコードを読み取りOiTrアプリ(無料)をダウンロードします。
(2)OiTrアプリを起動し、画面の取り出しボタンをタップし、スマートフォンをディスペンサーに近づけます。
(3)ディスペンサーの取り出し口から生理用ナプキンが1枚無料で出てきます。




画面に広告が出ることで費用をまかなっているのね。




「生理の貧困」というワードが世を賑わしていた時にこのようなことを書いていました。
最近ホットな話題の『生理の貧困』。 貧困が理由で生理用品が買えないってのは切ない話だね。私の住む自治体でも現物寄附を募って配ったとい...




生理用ナプキンは、女性にとってなくてはならない衛生用品。トイレットペーパーや紙のハンドタオル同様に、どこのトイレでも無償で提供していいのでは? と私は思っています。


肩身の狭い思いをしながら「いただく」のではなく、当たり前なこととして広まるといいなあ。このビジネスは、今のところ広告を出稿してくれるスポンサー企業があって成り立っているそうですが、そのような心配をせずに済む時代がくるといいですね。


新たなトイレを作る時はトイレットペーパーホルダーやウオッシュレットを組み込むように、ナプキンのディスペンサーも設置するのが当たり前になるには、TOTOやLIXILのような住宅設備機器業界が積極的に動いてくれると影響力が大きいのだけどなあ。



経済的に買えないわけではなくとも、予定が変わって手持ちが足りなくなったり突然始まっちゃったりで「うわ!どうしよう」ってこと、あるものね。(実は先日、急に必要になった!というムスメからの連絡に慌ててバイト先まで届けに走ったのよ。休憩時間にコンビニってわけにもいかない状況で私が在宅じゃなかったら超お困りな事態。)


市役所・図書館・美術館のような公共施設や大型の商業施設から少しずつ広まってほしいものです。


どうか悪意を持って大量にお持ち帰りするような心無い人が出てきませんように。


大勢の人が「やらなきゃ損損!」的にお持ち帰りするようになると、せっかくの良い仕組みも撤退せざるを得なくなっちゃうからね。


アプリを通してるから1日あたりの提供数コントロールが可能なのかな?  (世知辛い話だけどね)。







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