本はとにかく図書館で借りる派の私ですが、どうしても購入してしまうものがあります。
そのひとつが手仕事系の指南本。特に、基本を丁寧に解説してくれているものは手元に置きたくなっちゃうのよね。
先日ご紹介したこちら⇩の本もそのうちの1冊。
『製本』の入門書ですが、壊れた本の修理についてもかなりのページが割かれており、しかもカラー写真付きの実例解説が豊富なことに惹かれてポチッと。
そして先日は刺し子の指南本を入手。このところの刺し子マイブーム再来で、次は自分で図案を写すところからやってみようかな..なんて思っちゃって。
若い頃に購入したっきり、たいして活用もせずにしまいこんだままの2冊を久々に引っ張り出してみたのだけれど、雑貨アイテムへの取り入れ方などの紹介や仕立て方が多く、刺し子の基本技術や晒布の扱いなどについてはサラッと触れてある程度。あれれ〜?
今のご時世ググれば丁寧な解説ブログやYoutubeなども見つけることも可能ではありますが、素人って結構つまらないことで躓くんですよね。
「〇〇します」って言われても、いざ手を動かしてみると「その〇〇って具体的にどうやるの?」みたいなことが頻発。結局は人によってやり方が違ったり、どちらでもやりやすい方で…のようなところなんですが、その理由が知りたいタイプの私。どうしてもモヤモヤが残ってしまいます。
しからばガッツリした指南本を1冊入手しようではないか!と思い、早速Amazonの試し読みでチェック。
応用例はいらない、とにかく素人がぶつかる疑問に答えてくれる1冊を、と思いながら探したところレビュー数ダントツのこちらが目に入りました。
この手の本にしては珍しく大量にレビューがついていて、そのほとんどが好意的なもの。3年以上前に出版されているのに、出版当時だけでなく今でも好意的なレビューがつき続けているというのを見ても、購入して間違いはないと確信したのでポチッ。
届いたところで早速奥付をチェックしてみたら、第8刷ですよ!。内容は変わらずに7回も増刷しているということ、しかもたった3年の間に。
内容もさすが日本ヴォーグ社さんの実用書。値段が手頃な割にはページ数が豊富。晒生地を布巾に仕立てる方法や図案の写し方、刺し進める方向・順番についての解説が豊富な手元アップ写真やNG例とOK例を示しながら丁寧に解説してあります。
最初の数ページは、タテ・ヨコをつないでいく基本的な「十字つなぎ」を例に、『ここまでやる?』というほど細かなステップでの解説。
そのあとは全ての図案について見開き2ページずつを費やし、左のページに見本と刺し進める順番。右のページには実物大の図案。
前半は、基本の並縫いで縦方向と横方向へチクチクするもの。そのあと斜め、カーブが登場。後半はひと目刺し、交点を跨いだりくぐったりの緻密な模様が紹介されています。
やさしいものから複雑なものへと少しずつステップアップ。
キットの説明書だけでは、わかったようなわからないような…今ひとつ自信がないまま進めていた部分を確認できてスッキリです。もっと早く手に入れておけばよかった、ずいぶんと遠回りをしてしまいました。
刺し子好きさんのブログで紹介されているような、⇩こんな素敵な図案の本に手を出せるのはまだまだ先になりそう。
#刺し子
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#刺し子初心者
#50代の日常
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