40歳を過ぎた頃から、似合う服がすっかりわからなくなってきました。
20〜30代の頃はぱっと見て気に入ったものをお決まりのサイズで買っても、ちゃんと似合っていたはずなのに….。
最近はユニクロやしまむらでなんとなく目についたものを買って、何となく着ているという、オシャレとはほど遠いファッションになっています。
で、こんな本を見つけたので早速読んでみました。
著者の地曵いく子さんは、私よりも少しお姉さん世代。
テレビでもアラフィフのファッションアドヴァイスなどでよく見かけるスタイリストさんです。
まず心構え編の一番最初に登場するのが『脱！昭和おしゃれルール』というメッセージ。冒頭からガツン！とショックな言葉が並びます。
時代も自分も変化していることを徹底的に受け入れることから始めなさいと….。
私たちがオシャレに目覚めたバブル時代とは、『おしゃれ』や『素敵』のイメージはすっかり変わっているのですね。
それに自分の体型も顔色も確実に経年劣化(！)していることをとにかく受け入れて
『（20年も前の）あの頃のワタシ』の幻想から徹底的に解放されること。
『ナイス＆カジュアル』なスタイルが私たち50代が今目指すスタイルなのだとか。
あの時代のコンサバなファッションにしがみついていると野暮ったくなってしまうというのもよくわかります。
どうしても、昔のイメージで服を選んでしまうんです。長年身を包んできた雰囲気を壊すのが怖いんですよね。
色も、紺や黒などオーソドックスなものばかりになっちゃうし。
地曵さんがおっしゃるには『一生モノと奮発した高かった服』も『痩せたら着られる』はずの服も、とにかく今似合わないものはきっぱりと手放す！。
そして古くさいメイクもナシナシ！洋服を買う前に化粧品コーナーのカウンターでゼロからメイクをしてもらってね、とおっしゃいます。
眉の形もファンデーションの色もリップカラーも、昭和を引きずったままでは今時のお洋服は似合わないのだそうです。
思い切って今風の顔にしてもらってから洋服売り場に乗り込むべし、なんだそうですよ。
たしかにどれもこれもうなずけることばかり。
一言一言にとても説得力があり、一気に読んでしまいました。
早速、押し入れやクローゼットに何年もしまいこんだままの服は全部捨てます！
勇気を出して化粧品カウンターにのりこみます！
思い切ってカウンターでおすすめの商品をセットで購入してみようかしら？
