コーヒーのドリップには長年カリタの陶器製のロト102を使っています。
昔は白いものしかなかったような気がするのですが、最近茶色や黒色もあって私は黒を使っています。白いものを使っていた時は、コーヒーの渋の色が目立ってくると気になって漂白剤を使って落としていましたが黒なら気にならないし、なによりおしゃれな感じが気に入っています。
ところがそのドリッパーなのですが、先日うっかり落として割ってしまったので新しく買い替えたのです。そうしたら何だかサイズ感が違うのですよ。ほんの少しですが径も高さも小さいし、内側に縦に何本も掘られている溝の深さも、浅いというかエッジが立ってないというかデコボコ感がなくなっています。そのせいかドリップする時のコーヒーの落ちかたが遅くて、いつもの調子でお湯を注ぐと溢れてしまうんですよね。何回か使ううちに溢れさせることは大分なくなってきましたが、ドリップのスピードが違うため前よりも時間がかかってイライラするし味がどうも安定しません。もしかしたら3つ穴の大きさも違うのかもしれませんが、以前使っていたものは捨ててしまいましたので比べることができません。
長年の慣れとは恐ろしいものですね。ほんの少しドリッパーのサイズが変わったことがこんなにストレスになるとは想像だにしませんでした。
いずれ慣れるのでしょうが、今のところは毎日コーヒーを入れるたびにこのひっかかり感を味わっています。