2024年からのNISA制度、「岸田NISA」とか呼ばれてるけどざっくり次のような感じで固まりつつある様子。
1. 投資可能期間:恒久化
2. 非課税保有期間:無期限
3. 年間投資枠上限:360万円
(つみたて枠:年間120万円)
(成長投資枠:年間240万円)
4. 生涯投資枠上限:1,800万円
(つみたて枠:600万円)
(成長投資枠:1,2000万円)
その他、期間の途中で売却した場合空いた枠を再利用できるようになり、リバランスやスイッチングがしやすくなるのでは?ともささやかれています。
もうひとつ、新制度の枠は現NISAでの保有資産と完全に切り離しでスタートするので、現在保有している分が新制度利用に影響を与える可能性はないらしいとも。
後半のふたつは報道では見かけないので、噂レベルもしくは検討中レベルなのでしょう。
さて。
現行制度最後の2023年と2024年からの新制度利用についてちょっと頭を捻らねばなりませんので、現在頭の中で固まっていることをメモ。
【現在のMY証券口座】
・2018年の1年間だけ一般NISA、2019~2022年はつみたてNISAを利用。
・2023年分は2018年のロールオーバー用に一般NISAにスイッチ済み。
・特定口座でインデックスファンド・アクティブファンド・個別株・ETF所有。
総額は大したことないのに特定口座、一般・つみたて両NISA、商品も投信に個別株にETFとあれこれ手を出してガチャガチャ(^^;)。
実は2018年に一般NISAでアクティブ投信を購入したものの2019年はじめに暴落。それに懲りて「こつこつ少額のつみたてのみでアクティブファンドは買わない」と決めて2019年からつみたてNISAに変更したのです。
投資初心者の1年を振り返ってみて感じたこと。
『インデックスファンドの積み立てを少額から始めること』
初心者向けの投資解...
2017年の秋からはじめた投資信託。
2018年の株価乱高下ですっかり出端をくじかれました。
2017年のうちに直販購入した『ひ...
当時は日本の個別株など手を出すつもりがなかったので、期間の長いつみたてNISAの方が良いと判断したのね。ところが2021〜2022年にかけて少しずつ手を出すようになり、これを非課税枠にできず後悔しているところ。
2023年はロールオーバーした分を差し引いても一般NISA枠にまだ余裕があるので、これまでのつみたてNISAと同額程度でオールカントリーのETFまたは投信を定期買付するつもり。
2024年以降は
1. 現在特定口座で保有している株式・ETF・投信は早い段階で損益通算しながら成長投資枠に移す。高いタイミングで売却して下がったところで買い戻せればベターだけれど、そこに拘り過ぎない。
2. 相場が下がっているときは新規買付け優先でETF買い増し。
3. 現行の一般・つみたて両NISA口座で保有しているものは非課税期間をできるだけ長く使いつつ期限とにらめっこしながら売却。どうせ上限枠まで余裕があるでしょうから(笑)成長投資枠で買い戻して突っ込んでおく。
4. つみたて枠は、現在と同額で低コストインデックスファンドを継続。
ざっとこんな方針で考えています。
どのようなやり方が良いのか自信がなく手探りです。きっと「なるほど〜」という方法がこれから話題にのぼってくることとは思います。
現在つみたてている分の非課税期間が終了する20年後は80歳目前。そこまで全額ホールドし続けられるとも思えないし制度が変わる可能性もあり。あくまで今の心づもりってことで。
高齢になって判断力が衰える頃に非課税期間終了案件が毎年出てくるなんてちょっと心配。せっかくの非課税制度を出口で失敗して無駄な税金を払う羽目になるのは避けたいものです。
今回の制度変更で仕組みがシンプルになり、とりあえずまるっと入れておけば何時でも非課税で果実を手にできるようになったことは本当にホッとしています。
Twitter上では「上限枠がショボい」という声もあれば「枠が大きくてどうせ埋められないから改正のありがたみが感じられない」という声も。
資金がたくさんあって上限額が足りない皆様には不満が残るかもしれないけれど、若い人たちがそのときそのときの懐具合に合わせて長期間かけて資産形成するにはかなり良い制度になった印象だわね。
もちろん手持ちの少ない私のような小市民にもメリットのほうが断然大きくてありがたいことですよ。
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