この冬の我が家では古いアラジンブルーフレームが静かに大活躍。
2011年の震災時、余震が怖くて薪ストーブは使えず、かといって灯油ファンヒーターも停電では役立たず。その時にオットが物置から出してきたのがMADE IN Gt. BRITAINと書かれた箱にはいった年代物の灯油ストーブ。
その時の話はこちらにもちょこっと登場します。
月曜日の『電気と音楽』というテーマのラジオ番組を聴きながら、震災当時のことを思い出していました。。
電気といえば、私が小さな頃は結構頻...
義実家の物置に長いこと放置されていたのを貰ってきて、芯だけ新しいものに交換してあったもの。オットが物心ついたときにはすでに使っていた記憶があるそうです。型番から調べると1960年製?だそう。
年末に分解掃除をしていくつかのパーツを純正品に交換したら真っ青な炎の色が戻ってきたとご機嫌です。
芯の状態が燃焼の良し悪しを決定づけるキモだったようで、震災の時に灯油のツンとする匂いを我慢しながら使ったのがうそのよう。
リビングから台所までのひと続きを温めるのには薪ストーブで十分なのだけど、なんとはなしに台所とリビングの間付近に配置され家族みんながその青い炎を愛でています。
台所の近くにあると調理用熱源としても大変重宝で、特に餅焼きはすっかりお世話になっておりますよ。
ガスコンロだと細心の注意で火の加減を調整しても、焦げた部分と白い部分の差が大きくなってしまうので目が離せなくてね。誰も手伝ってくれないと、他の料理がまったくはかどらなくてキーっとなってしまう。
ふと、小さい頃は灯油ストーブの上でお餅焼いていたなあって思い出して同じようにやってみたら、あらまあ手間なしでちょうど良い具合に焼きあがるではないですか。
私の中ではもはや餅焼き用ツール(笑)。
取っ手を持ってひょいっと移動できるので、入浴前や朝は洗面所へ移動させておきます。おかげでファンヒーター稼働時間が減ってトータルの灯油使用量はほほ同じ。
灯油の消費量をざっくり測ってみると、実働時間に対しての燃費は多分ファンヒーターの方がよさそう。
でも、ファンヒーターはスイッチを切るとすぐに寒くなってしまうのに比べて空気自体を暖める対流型は熱源をどかしてもしばらくの間空間の暖かさが持続するのです。トータルの消費量としてはそれほど大きな差は今のところ感じていません。
なにより音・風の発生がなく、じんわり部屋全体があたたまるというのが嬉しいよね。
夫が年をとって薪割りしなくなったら、このおじいさんストーブが我が家の主力選手になるはずなので、大事に使ってあげようと思っています。
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