図書館の新着コーナーで目について手に取った本。
執筆メンバーの名前に既視感あるなあ、と思ったら。以前読んだこちらの本と同じメンバー。内容や構成などゆる〜くシリーズな感じだね。
読書メモにも残っていました。
返却期限に追われている本をようやく全部読み終わったところなので、読書記録が続きます。
足をどかしてくれませんか。——メディアは女た...
共通点はメディアとジェンダー。そこに今回はネット空間、特にSNSを舞台にしたあれこれがテーマとして加わっています。
頻繁に怒るSNSやネットでの炎上ということで、小室さん・真子さんに対するバッシングや、二次元美少女キャラをめぐるトラブルなど記憶に新しいネタが多く大変興味深く読みました。
複数の著者がそれぞれのテーマで書いているけれど、どれもこれも今の社会のイヤナカンジをうまく読み解いているの。
ジェンダーバイアスやルッキズムの問題などは我が家の若者たちともたびたび激論になるホットな話題。デジタル美容や「インスタ顔」って言葉は初めて聞いたけど、なるほどムスメとの会話のツボポイントがまさにこれだわ。
次々と登場する正解のない新たな社会問題。最近では、タネの存在に気が付いたと思ったら大きな社会問題に成長するまであっという間。
小さな違和感をしまいこまずに思考の棚の見えやすいところに置いておくことで、自分の考え方をマメにアップデートする必要あり、と思わされた1冊でした。
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