しつこくメルカリの話でスミマセン。取引成立のたびに発見があるのでMy備忘録としてお許しください。
今回の気づきは初心者だと知らずにやってしまいがち、かつ自分がうっかり失敗したら大後悔な【匿名配送】の件。
送る側・受け取る側、どちらの情報もお互いに知らせることなく商品が配送できるって、画期的システムだな〜と感心しています。
匿名配送を利用するなら、出品時に「未定」を選ばないのが吉
メルカリでは、出品時に配送方法を選択するようになっています。
【匿名配送】に対応しているのは次の3つ
1. らくらくメルカリ便(ヤマト)
2. ゆうゆうメルカリ便(郵便局)
3. 梱包・発送たのメル便(ヤマト系企業)
通常お世話になる荷物のサイズだと【らくらく】と【ゆうゆう】ですね。
この3つのうちのいずれかを出品時に選択しておくと【匿名配送】が自動で適用されます。
この「出品時に」というのがクセもの。
発送手続きの際(伝票作成時)にはサイズを含めた配送方法を改めて選択することになります。
その際、出品時に配送方法「未定」を選択しておいた商品は発送時に【らくらくメルカリ便】や【ゆうゆうメルカリ便】を選択しても【匿名配送】になりません。
出品者の住所・氏名・電話番号、受取人に丸見えです。
多分購入者の情報も相手の発送伝票控えに記載されてしまっているのではないでしょうか。
届いた商品に出品者の住所・氏名・電話番号が記載されていた
初心者の私が、なぜこんな初期段階でそのことに気づいたかというと、購入した商品が届いた際に出品者さんの情報がプリントされた伝票が貼られていたからです。
ネコポスで届いたので当然匿名配送だと思っていましたが、同じタイミングで別の出品者から届いたものと伝票の感じが違っていて違和感があり、マジマジち見比べてみているうちに気づいたもの。
あれ? っと思って購入した商品のページでどの配送方法が選択されているかを確認。【らくらくメルカリ便]となっていますが【匿名配送】のグレーのアイコンがついていません。
同じ日にネコポスで届いた他の商品ページには【らくらくメルカリ便】の文字の下にアイコンがついています。うーん、なぜ?
あわてて自分が出品したものを確認してみたところ、取引終了品・出品中ともに全て【らくらくメルカリ便】の文字の下に【匿名配送】のアイコンあり。
不思議に思ったので、記名配送で届いた出品者さんのページをチェックしてみました。
すると出品中の商品は全て「配送方法:未定」となっています。購入済み商品はいずれも【らくらくメルカリ便】となっており【匿名配送】のアイコンはついていませんでした。
このあたりで、なんとなく想像がついたのでちょいとググってみたところ…。
この件の疑問についてけっこうな数のページがヒット。yahoo知恵袋に質問をしている若い方が多いと感じました。
やはり、自分に届いた商品に記名配送の伝票シールが貼られていることで驚いた人が多いようです。
公式サイトの説明はどのようになっているか調べてみた
あらためてメルカリの公式サイトで【匿名配送】に関する説明を探してみると次のような記載がありました。
以下いずれかに当てはまる場合、匿名配送は適応されません。
発送時にメルカリ便以外の配送方法を選択している
※取引メッセージにて配送先を確認する必要があります取引開始後にメルカリ便以外の配送方法から「らくらくメルカリ便」または「ゆうゆうメルカリ便」へ変更している
※メルカリ便以外の取引と同様、購入者の配送先が閲覧できる状態となります匿名配送を希望される場合は、購入手続き前にメルカリ便へ変更いただくよう出品者にコメントでご相談ください。
と書かれています。
一応しっかりと説明はされていますが、ちょっと気付きにくいかも。
簡単なステップでパッと出品できてしまうので、わざわざ最初にこの説明を読まないで利用する人も多そうだし、利用経験が浅いと意味がイマイチわからないと思うの。
私のようにおそるおそる足を踏み入れたアラカン世代や、スマホの操作自体も怪しい民だとなおさら。とにかく商品の説明文や状態の判断、写真がきちんと撮れているかなどに気を取られて、配送方法は購入されてから考えればいいか..ってなりがち。
私も初出品時には郵便局で出すかヤマト営業所を使うか少し迷って、とりあえず「未定」にしておこうかなあ…なんて思いましたからね。
「未定」で出品してそのまま購入ボタンを押されて流れのまま発送してしまったら、自分では「らくらく便利用だから匿名配送」のつもりなのにしっかり自分の情報が伝わっているということになりかねませんでした。
気づかずに記名配送をしている出品者さんがいるかも
【匿名配送】になっていないということは、こちらの情報も相手に伝わってしまったということ。
メルカリでは匿名配送利用が当たり前だと思っていたので油断していたわ。
送料は出品者負担でしたし購入したのは本だったので「メール便で届くのだろう」くらいしか考えておらず、特に商品ページの「配送方法」のチェックは意識していなかったの。
今回の取引相手さん、プロフィールや他の出品物から想像した感じでは、このことに気づいていないかも…。
利用方法はよく読むべし、メルカリ教室の利用もおすすめ
自分自身は余程の事情がない限り【匿名配送】システムを利用したい。
でも、ごく小さいものなら【らくらく便】や【ゆうゆう便】を使わず普通郵便利用で送料を安く抑える出品者さんも多いかもしれません。
自分が気になった商品は、購入ボタンを押す前に配送方法のチェックを忘れずに、と思った次第です。
大げさかもしれませんが、たかがフリマサイトと侮るなかれですわ。
新たな世界を覗いてみて勉強になることばかり。今回の件は大きな失敗になる前に気づいてよかったと思うしかないです。
若い方はバカにするかもしれませんが、これから始めようとする方は「メルカリ教室」で講師と一緒に出品作業をするのはとってもよい経験だと思いますよ。
アプリ上で商品ページを作る際の選択項目など、ちょっとしたことでも講師さんが確認してくれるので安心。「これってどういう意味?」って気軽に聞けるしね。
私が参加した時の講師さんはその件には特に触れませんでしたが、もし「未定」にチェックをいれていたら説明があったかもしれませんね。
今時のサービスは便利なのは良いけれど選択肢がありすぎて、見落としや「知っている人には当たり前」なことが多すぎ。
オバチャンが首を突っ込む際には慎重に慎重に、だね。
#メルカリ初心者
#メルカリ便
#メルカリ発送
コメント
しつこくないですよ〜勉強になります。
わたしはもっぱら買う側なんですが、(とはいってもフラのパウスカートとヨガマットを包むのにバティックの布を買っただけなんですが)匿名発送ってそういうカラクリなんだ〜とわかりました。
ここで疑問なんですが、相手は落札者の住所名前はどうやって知るのでしょうか?
買う側も匿名がいいのですが、そのへんどういうカラクリなんでしょう?
(わたしの場合はメリカリではなくペイペイフリマなんですけど、相手が匿名発送なのに対してコッチは身バレしてるのってなんかなぁ???)と、、。
それともあくまで仲介会社(LEE様の場合はメルカリ)を通してこれまた発送側には受け取り人の住所がわからないシステムになっているのでしょうか?
ここらへん、わかる範囲で結構なのでお教えくださいますか?
こんにちは、グリコ様
>しつこくないですよ〜勉強になります。
そう言っていただけると励みになります〜。
匿名配送は、発送側・受け取り側両者ともに身バレなし。よくできた仕組みです。
アプリ内で「購入された商品を発送する」という作業に進むと、コンビニ・宅配ポスト利用なのか営業所利用なのか、荷物のサイズはどのレベルかを選択するだけで、その取引固有の2次元コード(QRコード)を発生してくれます。
スマホに表示されたQRコードをネコピットのカメラにかざして読み取らせると伝票シール一式が印刷されますが、その時点では受取人・発送人についての文字での情報は記載なし。こちらが相手の住所などを知ることはありません。
その後、ヤマト内部のどこかの作業段階で配送先を記載したシールを貼るのだと思います。
今paypayフリマを覗いてみたのですが例外なく匿名配送のようですね。一律で匿名配送なのは安心!
この仕組みを最初に開発したのってどこの企業なんでしょうね、本当に感心しちゃいます。
疑問に答えてくださってありがとうございます。
そういうカラクリなのかぁ〜
ペイペイフリマも覗いてくださったのですね。
ありがとうございます。
ネットのフリマは割と良心的だな〜と感じるものの、オークションはちょっと腰がひけます。(小心者)
そして世の中にはこんなにモノがあるのかって、、改めて滝汗。
グリコ様
ペイペイフリマの手数料はメルカリの半分だそうなので、出品する側はそこも気になるポイントですね。
paypayユーザーならば、決済機能が共通なのも魅力的。
市場の大きさだけで言えばメルカリの圧勝のようですが、強いジャンルというのがそれぞれのサービスによって違うみたい。
どの経済圏をメインにしているかによってプラットフォームを選ぶのもアリなのだとか。
いやはや、世の中の流れについていくのも一苦労です(^^;)