まさかのぎっくり腰初体験の続きです。
なんとか一日目が終わり、寝返りもままならない夜も通り過ぎ、月曜日の朝です。
子供たちは学校だからなんとか起きねばと体を起こしてみます。正座の状態でゆっくりと毛布をたたみ、立ち上がってそろりそろりと洗面所へ。
なんとか動けるのをいいことに、洗濯カゴいっぱいの洗濯物を洗濯機へ放り込んでスイッチをピッ。下の子には勝手にパンを食べてもらい何の世話も焼かずに送り出します。
次にゆっくり台所に移動して、朝ご飯用にお茶碗と汁碗を両手に持ち棚から出そうとしたのが良くなかった…..。
「なんだか痛いかも…」と思った時には既に遅く、そこから身動きができない!
両手の茶碗をどこかに置いて何かにつかまりたいのに、それすらできずただ固まる私。なんとか80cmくらい離れたカウンターにたどり着き椅子に座り込む。
楽な体勢が見つからず、ただただテーブルに突っ伏したまま痛みをやり過ごす。
とにかく1ミリたりとも動けない。『病院に連れて行こうか?』とオットが声をかけてくれるけれど、体のどこを動かしてもとにかく痛い。背骨の骨がまるっきりズレているんじゃないかと思うほど。
声も出せずにとにかく固まり続けて30分くらいたったかしら、なんとか手と足を動かせるようになったところで、オットがバイクに乗る時に使うウエストベルトを試しに巻いてみる。
少し楽になったところで、すでに10時過ぎ。ハハから電話がかかってくる。
『◯◯さん(一日置きに通っている整形外科)から帰ってきたとこなんだけど、先生にあんたのこと話してみたらとにかく冷しなさいって!』とおっしゃる。
たしかにネット上にもそんな情報が流れていたけど、腫れているともなんとも外見からは判断できないので半信半疑だったアイシング情報。
整形の先生がそう言うならやってみるかと冷凍庫の小さな保冷剤をいくつか並べてタオルに包んで腰に巻き、その上からウエストベルトで固定。
かなり良い感じになってきて、そのまま過ごすこと半日。
その姿で椅子に座り、iPadでぎっくり腰情報を探したり、ブログの更新などしながら月曜日は暮れたのでした。
上の子が風邪で学校を休んでいるのをよいことに洗濯物を干してもらい、夕飯まで作ってもらったので大変助かりました。
帰宅した下の子がそれを聞いて『ずるーい、学校休んだんだ〜。ハハの介護で学校休みますって言ってみようかな〜』とほざいていましたよ。
アイシングがよかったのかウエストベルトがよかったのか、時間の経過によるものかはわかりませんが、とりあえずその晩は寝返り地獄も和らいでぐっすり眠ることができました。
グッキとして3日目となる本日火曜日の午前中現在、なんとか少しづつ日常生活に戻りつつあります。
洗濯物を持ち上げたり布団を運んだりは家族に頼み、姿勢を固定したままできることだけ少しづつやってみています。
注意すべきは両手を同時に使わず、常にどこかで体を支えてなるべく腰に力がかからないようにということ。性格的に、できるとなるとつい気張ってやってしまうので注意注意。掃除機もかけたいけど我慢中。
とにかくあの痛みをもう一度味わうのはゴメンなので、しばらくは無理せずゆっくりゆっくり生活してみます。
余談ですが、ぎっくり腰の原因として『じっと同じ姿勢をとり続けること』というのがありました。腰に負担をかけることが続くことで、ちょっとした拍子にグキッと痛めてしまうのだそうです。
パソコン作業を延々とやり続けるのはもってのほかだそう。
これには本当に思い当たる節があって、先週後半はどっぷりとパソコン作業だったんですよ。
次々と届く広告用のデータをイラストレータで読み込んではパンフレットの形に流し込んで行くという….。しかもやってくる広告のデータもそのまま流用できるわけではなく、デザインいじったり何だりと割と手間がかかる。
『もう少し、もう少し』と作業していると、午前・午後・夜とひたすらPCの前で座りっ放し。
ショートカットキー使いまくりなので、右手左手浮かせた状態で作業するもんだから、夕方には体がバリバリで、ストレッチしても体が重いよ〜と言う日が続いたのですよ。
毎週金曜日には体を動かすお稽古ごとに通っているのに、先週はついつい作業に夢中になってサボってしまったし….。この日休まなければこんなことにはなってなかったかも〜、なんて思っても後の祭りですよね。